激痛を伴う赤い発しん、帯状疱疹(ほうしん)。実は、日本人の6人に1人がかかると言われる身近な病気です。しかも原因となるウイルスは、とても身近な、あの病気と深い関わりが……。 ガッテンがその不思議な発症メカニズムを徹底解明、最新の予防法もお伝えします。 患者のAさんは、痛みが出てから1週間後に発しんが現れました。しかもそれは、体の左半分だけでした。一方Bさんは、発しんが治ってから痛みがひどくなりました。3か月にわたり、夜も眠れないほどの痛みが続きました。発しんは、なぜこんなひどい痛みを引き起こすのでしょうか? 帯状疱疹患者 症状の謎 謎1: 内側からの痛み 謎2: 体の片側だけ 謎3: 発しんの前に痛み 謎4: 発しんの後にも痛み 謎5: おび状に出る 発しんの皮膚表面を電子顕微鏡で調べてみると、そこに存在したのは、なんと子どもがかかる「水ぼうそう」のウイルスでした。ところが帯状疱疹の経験者