この本を書かれている平康慶治さんは、人事コンサルタントとして活躍されています。具体的には130社以上の人事評価制度改革に携わっています。この本では、昔と現代では出世のルールが変化していることを書かれています。 昔であれば残業は断れない、転勤は出世するためなら従うしかない、転職なんてなにを考えているのだと言われてきた時代と比べて現代は、企業を取り巻く環境はかわってきているからこそ、働き方や出世ルール、会社のスタイルにあわせて人事のあり方を説明しています。 残業、転勤に目を向けるのではなく、背景にある人事制度、経営スタイルの変化、環境変化に意識を向けていくことで成功するチャンスをつかむことができると書かれています。 また、会社人生を決めるのは7つの選択として分けて書かれています。 タイトルになっている「出世する人は一次会だけ参加します」は、社内の飲み会に行くか、プライベートを優先させるかの選択