ブックマーク / jbpress.ismedia.jp (9)

  • お年寄りは平穏に死にたがっている 末期医療を考える~(1) | JBpress (ジェイビープレス)

    『口からべられなくなったらどうしますか 「平穏死」のすすめ』というが今年の2月に出版された。著者は、40年以上外科医として活躍してきた石飛幸三医師。2003年刊行の『患者が決めた! いい病院ランキング』(オリコン・メディカル刊)では外科部門の1位になるなど、患者からも高い評価を得てきた医師だ。 同氏は現在、東京都世田谷区にある特別養護老人ホーム「芦花ホーム」の常勤医を務める。入居者の平均年齢は90歳で、9割が老人性認知症を患っている。長寿社会のまさに縮図である。 外科医時代は多くの患者を手術によって死から生へと引き戻すことが医師としての勝負であったが、今は人生の終末をいかに安らかに迎えるかという点に重点を置く活動に従事している。いわば、真逆の立場である。 そんな石飛医師が上梓した『「平穏死」のすすめ』には、高齢化社会を迎えた我々が考えるべき医療のあり方への示唆が満ちている。

    お年寄りは平穏に死にたがっている 末期医療を考える~(1) | JBpress (ジェイビープレス)
    sett-4
    sett-4 2010/03/17
    三宅島出身の、あるご家族の方の言葉が印象に残っています。  「病院でお世話になったので、管を入れると言われて断れなかった。こんな母親の姿を見るのは辛い。三宅島では、年寄りは食べられなくなったら水を与え
  • なぜか「勝ち組」若者が移住してくる離島 5年半で230人の新規定住者獲得~島根県・海士町 | JBpress (ジェイビープレス)

    松江から日海を北へ約60キロ沖にある隠岐諸島の中ノ島、面積約33平方キロメートルの全土が海士という町だ。東京から飛行機、バス、フェリーを乗り継いで約6時間半。松江からのフェリーは1日2便(冬期間は1便!)しかない。人口約2400人、高齢化率39%の典型的な過疎の島だ。 そんな海士町(あまちょう)が、都会から数多くのIターン者を集めている。しかも、いわゆる大企業で仕事をしていたり、難関大学を卒業したりといった、世間では「勝ち組」と言われる経歴を持つ若者が多い。 「過疎」「高齢化」は地方の多くの自治体が共通に抱える悩みだ。東京でIターン・Uターンを呼び掛けるイベントを開催したり、住宅仕事の斡旋で便宜を図るなど、各自治体は新たな居住者集めに知恵を絞る。しかし、現実は厳しく、新住民の獲得は難しい。そんな中、圧倒的に不利な地理条件の海士町に、なぜ、都会の生活を捨てて、若者はやってくるのだろうか。

    なぜか「勝ち組」若者が移住してくる離島 5年半で230人の新規定住者獲得~島根県・海士町 | JBpress (ジェイビープレス)
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    sett-4 2010/02/11
    「安くていい車を消費者に届けるという、その先に、一体、何があるのだろう」 何を期待していたんだろう?
  • 日本半導体産業が冒されている病気 技術者たちへのインタビューで明らかに | JBpress (ジェイビープレス)

    2009年8月に『日「半導体」敗戦』(光文社)を出版したところ、極めて大きな反響があった。こので記した日半導体産業が凋落した原因と、そこから得られる教訓、復活への処方箋などを、より多くの人に知っていただきたい。そこでコラムでは、『日「半導体」敗戦』の内容を改めて整理すると同時に、出版時に盛り込めなかった話、最新情報などを加えて皆さんにお伝えする。(前回はこちら) 病気を治療するために必要なことは何か? それは、第1に正しい診断、第2に病気であることの自覚、第3に(これが最も重要だが)治療しようという決意である。 例えば、あなたが、咳が止まらないとする。風邪かもしれない。今はやりの新型インフルエンザかもしれない。肺炎、または結核の可能性もある。ここで、適当な風邪薬を飲んだりして誤魔化していると、治るものも治らない(場合がある)。やはり、治療するためには、咳が出る原因を突き止めた上で

    日本半導体産業が冒されている病気 技術者たちへのインタビューで明らかに | JBpress (ジェイビープレス)
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    sett-4 2009/12/22
    日本半導体が再生するためには、まず、素直に、そして謙虚に、自身が「過剰技術で過剰品質を作っている」病気に冒されていることを認める必要がある。
  • 500年遅れのイスラム宗教改革 「解釈」のネット検索で、指導者の権威低下 | JBpress (ジェイビープレス)

    「インターネットを通じて知り合ったサウジアラビアの男性と結婚を考えています。でも、父は『ネットで出会うなどけしからん』と、大変な勢いで怒っていて取り合ってくれません。私は、ムスリマ(イスラム教徒の女性)として許されないことをしているのでしょうか」 カタールのドーハに拠を置く非営利のウェブサイト「イスラム・オンライン」に寄せられたオーストラリア在住のエジプト人女性の悩みだ。パートナーとの出会いも、悩みの相談も「ネットで」というのが、いかにも現代的だ。 ネット上に宗教相談の窓口 「イスラム・オンライン」はイスラム系ウェブサイトの草分け的存在。1996年に「ネットがイスラム教に与えるプラスのインパクトを示すため」のプロジェクトとしてカタール大学の学生と教授が開設。その後、著名なイスラム法学者ユースフ・アル=カラダーウィーが趣旨に賛同して支援したこともあり、最も人気あるイスラムサイトの1つとなっ

    500年遅れのイスラム宗教改革 「解釈」のネット検索で、指導者の権威低下 | JBpress (ジェイビープレス)
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    sett-4 2009/11/25
    イスラムサイトの登場によって、地域の指導者の権威は相対的に低下している。というのも、冒頭に紹介したエジプト人女性のように、ネットを使って著名なイスラム知識人に意見を求めることができるので、モスクにいる
  • 修繕が必要なアメリカンドリーム  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2009年11月16日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 米国は遅かれ早かれ、大変な財政問題に直面する。景気後退とそれに抗う刺激策が重なって記録破りの財政赤字が生じており、景気が回復してもその穴を埋めるには至らないからだ。米国の有権者は、どの程度の社会保障を政府に求め、どの程度の税を納める気があるのかという大きな問題に答えなければならない。 このような暗い見通しが漂う昨今は、米国の社会政策に意欲的な取り組みを求めるには理想的な時期ではないかもしれない。しかし米国の有力シンクタンク、ブルッキングス研究所のイザベル・ソーヒル、ロン・ハスキンス両氏は新刊『Creating an Opportunity Society(機会ある社会の創造)』で、まさにそうした提言を打ち出した。 財政状況の苦しい今、このような提案は現実的でないように見えるかもしれないが、それにもかかわらず問題から目を逸らさなかっ

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    sett-4 2009/11/17
    統計によれば、米国人を所得の多寡によって5つの階層に分けて観察すると、最も裕福な層と最も貧しい層に生まれた子供たちは、例えば英国よりも同じ階層にとどまる可能性が高く、スウェーデンやデンマークと比べると
  • どんどん不幸になっていく米国の女性たち | JBpress (ジェイビープレス)

    米国労働省(Bureau of Labor Statistics)が、「年内にも労働者人口の過半数が女性になる」という予測を発表した。予測通りならば、もちろん米国史上初めての出来事となる。 女性の人数が増えるだけではない。世論調査によると、女性の4割が自分を一家の稼ぎ頭だと回答し、また、男性の9割が「(またはパートナー)の収入が自分より多くても気にならない」と答えている。 この世論調査は、労働者人口の過半数が女性になるという発表を受け、ロックフェラー財団とタイム誌が共同で行ったものだ。 男性の6割と女性の5割が、「職場において女性が昇進することに対する障害がなくなった」と答えている。「社会では男性の方が依然として有利だ」と感じる女性は2割で、男性は1割。女性の7割が、「1世代前よりも女性が経済的に自立した」と考えている。 たった40年前には、最高裁判事、閣僚、知事、FBI捜査官、アイビー

    どんどん不幸になっていく米国の女性たち | JBpress (ジェイビープレス)
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    sett-4 2009/11/09
    米国人女性に「幸せか?」「今の自分に満足しているか?」という質問をすると、ほとんど必ず「はい」という答えが返ってくる。しかし、これは本音ではない。そう答えなくてはいけない空気がこの国にはあるのだ。
  • 快適な睡眠の鍵は光が握る | JBpress (ジェイビープレス)

    レム睡眠とは、体が眠っているのに脳が活動している状態。骨格筋が弛緩状態にあり体は動かないが、脳波は覚醒時と同様の振幅を示す。特徴としては、急速眼球運動が見られる(目がキョロキョロ動く)。夢を見るのは、このレム睡眠中が多く、この時間帯に覚醒すると夢の内容を覚えている率が高い。 一方、ノンレム睡眠は、体も脳も休んでいる状態。脳の温度は下がり、体は弛緩して心拍のテンポも遅くなる。眼球はほとんど動かない。 眠りにつくと、まずノンレム睡眠が現れ、約2時間後にレム睡眠に移る。以後、ノンレム睡眠とレム睡眠が交互に現れ、約90分周期で繰り返される。 この2種類の睡眠の役割は、何か? 実は、生後6カ月まではほとんどレム睡眠が占めていて、その後、脳が覚醒して活動を始めるようになると、ノンレム睡眠が増えてくる。つまり、ノンレム睡眠は休息のための睡眠で、レム睡眠は脳のネットワークを創るための睡眠だと考えられている

    快適な睡眠の鍵は光が握る | JBpress (ジェイビープレス)
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    sett-4 2009/08/05
    夜8時から10時頃までに明るい光を浴びると、脳が昼間だと勘違いして、メラトニンの放出量が増えず、寝つきが悪くなる。
  • 信じがたいほど縮小する日本経済  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2009年4月4日号) 日は1度ならず、2度の「失われた10年」に苦しむ危険にさらされている。 「失われた10年」は、1度であれば不運と見なされるかもしれない。それが2度となると、不注意に思える。 株式市場と不動産バブルの崩壊を受け、日経済は1990年代に停滞を続けたが、最近の経済状況は当時以上に厄介に見える。2月の鉱工業生産は前年比38%減少し、1983年以来最低の水準となった。 2008年10~12月期に年率換算で12%落ち込んだ実質GDP(国内総生産)は、今年1~3月期にはそれ以上のスピードで縮小した可能性がある。経済協力開発機構(OECD)は、日のGDPが2009年通年で6.6%収縮し、過去5年間の回復期における経済拡大をすべて帳消しにすると予想している。 16年間も停滞続く 実際そうなれば、日経済は1991年に最初に躓いて以来、平均で年率0.

    sett-4
    sett-4 2009/04/10
    輸出は大幅な円安と米国の消費熱を背景に活況を呈した。日本では住宅バブルも信用バブルも起きなかったが、円安は別の類のバブルを引き起こした。日本の輸出企業が、円安が続き、世界需要の堅調さも続くと信じて生産
  • 経団連、米国撤収の波紋 オバマに背を向ける不可解 | JBpress (ジェイビープレス)

    米国でオバマ政権が発足して10日ほどたった頃、この難題に取り組もうとしている日米双方の関係者の間を、文字通りハシゴを外される思いを抱かせる情報が駆け抜けた。日経団連がワシントンに置く米国事務所を3月末限りで閉鎖するというのだ。 経団連によると、米国撤収は財務上のリストラの一環。既に昨秋の大統領選前に決めていたことであり、「他意は全くない」という。それにしても、タイミングというものを考える財界人はいなかったのか。「どなたが大統領になろうと両国関係は変わらない」という間の抜けたコメントは、オバマ氏当選が決まった直後に麻生太郎首相の口から出たものだが、どうやら大企業のお歴々の思考レベルも似たようなものらしい。 1990年代初頭、米国で巨額の対日貿易赤字への批判が高まる中、経団連は姉妹機関である経済広報センターの米国事務所をニューヨークに設け、97年にワシントンへ移転。2002年からは、経団連

    経団連、米国撤収の波紋 オバマに背を向ける不可解 | JBpress (ジェイビープレス)
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    sett-4 2009/02/20
    日本経団連がワシントンに置く米国事務所を3月末限りで閉鎖するというのだ。
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