2011年03月14日16:32 カテゴリ震災 震災ボランティアの経験から 私は阪神大震災のときに一度だけボランティアとして現地に入ったことがあります。今回のケースと一概には比べられないと思いますが、ボランティアのあり方・方法についてご参考になればと思います。 私が現地入りしたのは地震発生から一ヵ月たってからのことでした。余震も落ち着き、火災や建物の倒壊も収まり、二次被害の可能性が少ないと判断したからです。また不十分とはいえバスなど公共交通機関も復活していました。頼まれもしないのに避難されている方のところへお邪魔するのですから、ボランティアは自力で入って自力で脱出できることが絶対条件です。 現地入りした目的は、震災で焼け出されたベトナム人避難民の方たちにベトナム料理を振る舞うことと、言語ボランティアです。ベトナム難民は日本に定住したあとも日本語が全く話せない人も珍しくありません。その子供は