1.iBooks3.0による表示例 (1) 図1の一番上の数式では最初の()が上下に伸びすぎています。二つ目の数式では「・」が親文字と離れすぎです。この2点を除くと大体使えると思います。 図1 サンプル数式のiBooks3.oによる表示1 (2) 図2についても()が上下に伸びすぎている点を除くと使えると思います。 図2 サンプル数式のiBooks3.oによる表示2 2.ReadiumによるMathMLの表示 ReadiumはMathJaxで数式を表示しています。Readiumによる表示を次に示します。こちらの方はすべての数式が綺麗に表示されています。 図1 サンプル数式のReadiumによる表示1 図2 サンプル数式のReadiumによる表示2 3.総合的にみて EPUB3.0になって数式MathMLの表示がEPUB3.0リーダの標準機能になりました。まだ、EPUB3.0リーダによる数式
CAS-UBでは数式を含むEPUB/PDFの作成を重要なテーマとして位置づけて開発に取り組んでいます。数式機能は当初の予定よりも正式リリースが遅れているため、多くのお客様にお待ちいただいています。そこで、ここでCAS-UBでの数式の取り扱いの現状と開発の予定について報告いたします。 1. 現状 1.1 入力方法 コンテンツの本文にインライン数式とディスプレイ数式を埋め込むことができます。CAS-UBでは本文をCAS記法で記述しますが、数式はAMS-LaTeX (以下、TeXと略記します)の記法で記述します。数式の範囲は$$~$$で囲むことで本文と数式を区別します。 1.2 出力方法 a. EPUB3 EPUB3のコンテンツ本文はXHTML5ですが、数式部分はMathMLの形式でXHTML5の中に埋め込みます。EPUB3を出力するときTeXの記法からMathMLに自動的に変換します。 b.
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く