1月30日、日銀の量的・質的金融緩和(QQE)による国債大量購入で低下基調を続けてきた円金利市場で、にわかに金利の乱高下現象が起きている。写真は都内の指数ボード。昨年11月撮影(2015年 ロイター/YUYA SHINO) [東京 30日 ロイター] - 日銀の量的・質的金融緩和(QQE)による国債大量購入で低下基調を続けてきた円金利市場で、にわかに金利の乱高下現象が起きている。新発国債購入直後に日銀に売却して利ザヤを稼ぐ「日銀トレード」の裏をかいた一部参加者の「奇襲」が原因とみられるが、この先の市場環境激変時に、同じような乱高下が起きかねないと警戒する声が浮上している。