ワシントン(CNN) 米国と北朝鮮が首脳会談の実現に向け、水面下で直接対話を進めていることが8日までに分かった。事情に詳しい複数の米政権当局者がCNNに語った。 当局者らによると、米中央情報局(CIA)と北朝鮮側の情報機関「偵察総局(RGB)」のチームが裏ルートを通して協力し、準備を進めている。すでに何回か話し合いを持ち、第三国で対面して首脳会談の開催地を検討したという。 北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長は先月、韓国の特使を通してトランプ米大統領と会談する意向を伝え、トランプ氏がこれを承諾した。 情報筋によると、北朝鮮は平壌市内での首脳会談を主張しているが、米ホワイトハウスがこれに応じるかどうかは明らかでない。開催地の候補としてはモンゴルの首都ウランバートルも浮上しているという。開催時期は5月末から6月が目標とされる。 首脳会談の準備でCIAが主導権を握っていることは、米紙