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  • 『Kのいない風景』

    映画1989 日映画のターニングポイントを1989年に置く見かたがあるのはいいだろう。 北野武の『その男、凶暴につき』、阪順治の『どついたるねん』、塚晋也の『鉄男 TETSUO』と、その後の日映画を代表する監督たちのデビュー作が一斉に封切られ、新しい胎動を実感させた年である。 前年ににっかつ(日活)ロマン・ポルノが18年間の歴史に幕を下ろして、プログラム・ピクチュアの時代が終わり、それと入れ替わるように東映がレンタルビデオ専用映画のレーベル「東映Vシネマ」を立ち上げて、日映画の新たな局面がスタートした年である。 人によっては黒沢清が『スウィートホーム』でメジャーに挫折した年とするかもしれないし、押井守が劇場版『機動警察パトレイバー』を監督した年であるかもしれない。あるいは瀬々敬久が『課外授業 暴行』でデビューし、いわゆるピンク四天王が出そろって彼らの活躍が始まった年とする人が

    『Kのいない風景』
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