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ブックマーク / www.satonao.com (9)

  • www.さとなお.com(さなメモ): シャープやパナソニックやソニーの凋落を、広告人や広告会社はもっと恥じるべきじゃないかな

    最近、広告人と話すとき、「シャープやパナソニックやソニーの凋落をどう思うか」と話題を振ってみることがある。 そして少し絶望的な気分になる。 誰もそのことを恥じていないからだ。 少なくともボクが話した人たちはピンと来ていなかったし、積極的に恥を感じている人に会ったことはない。 「おかげで広告の売り上げが下がったよ」と嘆く人が多いし、客観的に(他人事みたいに)各社の戦略ミスや製品の開発姿勢などを批判する人すらいる。 まぁわかるんだけど。 でもさ、もっと恥じようよ。 広告人、もしくは広告会社は、シャープやパナソニックやソニーの凋落を恥じるべきだし、そのことをもっと反省してやり方を変え、違う姿勢でクライアントに向き合っていかないといけないとボクは思う。 シャープやパナソニックやソニーがこれまでどれだけ広告費を使ってくれたか。 そして我々広告人や広告会社は、商品広告のみならず、イメージ広告やブランド

    www.さとなお.com(さなメモ): シャープやパナソニックやソニーの凋落を、広告人や広告会社はもっと恥じるべきじゃないかな
    sezitak9
    sezitak9 2013/03/25
  • www.さとなお.com(さなメモ): こんなときになんですが、フリーエージェントになります

    突然ですが、4月1日から、26年間お世話になった電通から独立し、フリー・エージェントになります(ここで言うフリー・エージェントとはこんな意味です。野球のFA的な意味ではありません)。 「個」に戻り、ソーシャルの海を自由かつ等身大に泳ぎ回って、この社会を少しでもよい方向に変革することに自分が持つスキルや意欲を使ってみたい。そう思っています。 ただ、電通とは今後もいっしょにプロジェクトをしていきます。 子会社を作るわけでも出資を受けるわけでもありませんが(そういう意味では完全に「個」です)、今後も知見を共有し、コラボレーションしていきます。 3日前というギリギリのタイミングでお知らせすることになったのは、電通とのコラボ・プロジェクトとしてボクが主宰する「電通モダン・コミュニケーション・ラボ」の発表(リリース)が、組織人事上、3月中旬にしかできなかった上に、発表の直前に東北関東大震災が起こり、す

  • 震度7の朝、妻は妊娠9ヶ月だった

    1995年1月17日(火)AM5:46。 瞬間なぜか「打ちこわしだ!」と目が覚めた。 大勢の人が丸太を持ってボクの家を壊しに来たのかと思ったのだ。打ちこわしなんて高校の歴史で習って以来思い出したこともないのに。 我が家(といっても賃貸マンション)は神戸の少し東、夙川という住宅街にあり、活断層のすぐ近くだったらしい。ほら、ガルってあるでしょ? 揺れの単位。あれによると、ボクの住んでいたあたりは一番値が大きい。つまり三ノ宮よりも長田よりも、ここらへんが一番揺れたということ。 幸いマンションは無事。 3階建ての背の低いコンクリート打ちっぱなしのマンションだったせいか、建物自体は被害がなかったのだが、とにかく中身はグジャグジャ。 夜が明けてからわかるのだが、29インチのテレビが5メートルほどすっとんで部屋の反対の隅に転がっていた。棚も飾り棚も倒れてグチャグチャ。愛するオーディオもグジャグジャ。床

  • 地震が起こったら、まずこれをしろ!

    震度7の真上にいた人間として、どうしても伝えたいことがあります。 それは「地震がおこったらどういった行動をとればいいか」ということ。 経験者にしか語れないことってあると思います。どんなに想像力豊かな人でもその場にならないとわからないことってあるのです。 いろいろありますが、箇条書きにしていきますね。「家自体は倒れなかった」「火事に巻き込まれなかった」ことを前提として話をすすめます。 震度7級の地震だったら、まったく動けません。 近くの家具につかまって身体を支えるのがやっと。183センチの大男でスポーツをわりかしやっていたボクですら、ベッドから一歩も動けなかった。 とにかく「一歩も動けない」と思っておいた方がいいです。 だから火なんか消せません。第一、四方から家具が倒れてきます。下敷きにならず怪我しないのが精一杯でしょう。んー、机の下に隠れるくらいはできるかな、どーかなぁ、というレベル。火事

  • www.さとなお.com(さなメモ): 高校の「情報」の教科書がすごい件

    ムスメが学期末試験真っ直中で一夜漬けの日々を送っている。 彼女はリビングで勉強したがるので何やっているのかわかっちゃうのだが、その中で気になることをやっていた。「フォトショの拡張子は…」とか声を出して暗記しているのだ。そして「お父さん、AVIファイルってデータ量が大きいんだっけ?」とか訊いてくる。 なんだなんだ? そしたら「情報A」とかいう科目と試験があるらしい。ほぉ。そういえばそんなこと言っていたな。ちょい見せてw 教科書を見せてもらって驚いた。 いやぁ、なるほど。いまどきの高校生ってこういうの体系的に教えてもらっているのね。 メディアの概念や記録メディアの変遷から入り、「メディア・リテラシー」とか「ディスクロージャー」とかいうキーワードを習い、「フィッシング」とか「クッキー」とか「アクセスログ」とかがいきなり冒頭で出てくる。この時点でついていけない大人とか普通にいそうだw ネットの仕組

  • www.さとなお.com(さなメモ): 続・日本のパスポートは最強らしい

    ボクの20日のさなメモ(「いい国に生まれたのだ」ということ)と昨日のさなメモ(日のパスポートは最強らしい)を受けて、パスポートの話が次々入るので、今日もご紹介。 というか、「パスポート=国の信用」って意識、普段忘れているよね。 先人が各国できちんと信用を築いてくれたこと、外交官がきちんと外交してきてくれたこと、開発援助などの貢献を地道に続けてきたこと、国自体がこうして平和である続けていること、などをきちんと感謝したいし、誇りに思いたい。 ということで、以下、ツイッターやメールから引用。 日のパスポート、ホントに最強です。毎週アメリカに通っていたころ、イミグレは「また来たのね~」って感じで優しかった。他の国なら「頻繁に来るって何者?」って訝しがられるはずなのに。 最初に作ったパスポートは北朝鮮だけアウトでした。今はそれもなくなり、イミグレーションの扱いもいいし、最強なのを実感してます。

  • www.さとなお.com(さなメモ): 企画発想の順序という「型」

    一昨日と昨日の記事の続き。 広告なんかに特に「型」はないと思うが、ボクは講義などで教えるときにあえて「型」を要求する。 それは「企画発想の順序」である。黒帯になるまではこの順序で考えろ、と「型」にはめる。 1.伝えるべき相手(伝えてもらいたがっている相手)は誰かを知る。 2.その相手が触れているメディアは何かを知る。 3.アイデア・表現を考える。 1が実は一番難しい。 こちらが一方的に決めた「伝えたい相手」(ターゲット)ではない。伝えるべき相手。もしくは潜在的に伝えてもらいたがっている相手である。調査・分析も必要だし、自分でもとことん考えなければいけない。ここで一歩目を間違えるとすべてを間違える。でもこの一歩目をおろそかにするプランナーが非常に多い。伝えるべき相手を知らずにはアイデアも表現も作れない。相手が誰かも知らずにどうやってラブレターを書くというのか。 2は「その相手と接触する方法」

  • www.さとなお.com(さなメモ): そっちの方がいい人生

    娘がいつもより早く、6時前に家を出て行った。 六年一貫教育の中高に通っているのだが、今日はその学校の「中学受験日」。高校1年の彼女は、今日、面接誘導や休み時間監督をするらしい。おねえさん役として受験生を迎えるわけである。 ちょうど4年前の今日、彼女はその受験生だった。 受験の朝、ボクは彼女にこう言って送り出した。 もし受かったら「そっちの方がいい人生」。もし落ちたら「そっちの方がいい人生」。 その瞬間は「大きな大きな人生の節目」と思うだろうけど、遠く振り返ると「実はあまり関係ないな」とか思う。いや、人生自体は物理的に大きく変わるのだけど、「どっちがいい人生」かにはあまり関係がない。今日受ける人もぜひ気楽に考えてやって欲しい(ってこんな文章、受験生誰も読んでないけどw) とりあえず、がんばった分の力がちゃんと出せますように。 元受験生の親として、心からそう思う。あの朝のドキドキ感は当にせつ

  • さとなお: ソーシャルメディアが大きく変えてしまうもの

    ソーシャルメディアが大きく変えてしまうことはいくつかあると思うが、コミュニケーションのあり方を大きく変えるものとして無視できないことに「情報の伝わり方の変化」があると思う。 マスメディア全盛の時代、情報は「お茶の間」という場を通じて男女「全」世代に伝播した。 家庭のお茶の間に老人から子供まで男女全世代が集い、そこがクチコミ源となったのである。 マスメディア、特にテレビと新聞は、お茶の間に情報を絨毯爆撃的に伝えた。男女全世代はそこで同じ情報に触れ、意見交換が行われた。そしてそれは、各世代の外での「つながり」(会社、学校、井戸端など)にリアル対面式でクチコミされ、拡散した。その結果、テレビや新聞は世論を形成することができた(世論形成において「全世代が同じ情報に触れる」というのが大切だった)。 ちなみに、雑誌・ラジオは男女別・世代別セグメントを行い、補完的に機能した。とはいえF1M1という大雑把

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