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ブックマーク / piano-fire.hatenablog.jp (5)

  • 「パクリは面白さに必要な要素」/全世界が感動する超メジャー作品『現実』 - ピアノ・ファイア

    某所にぼくが書き込んだメモを適当に組み合わせて保存しておきます。 「面白いフィクションは大抵が現実のパクリです」 「そして現実のパクリだからこそ現実の読者が楽しめる、と」 「パクリには“現実のパクリ”と“フィクションのパクリ”の二種類があるのですが、オタク向けのものは後者寄りのものが多く、つまり“フィクションの住人にとって楽めるパクリ”になっているのがカオスな良さでもあり、問題でもあるわけです」 「つまり人類は“現実の二次創作”をもっとするべきだと……?」 「一次創作の傑作『現実』」 「世の中は『現実』の二次創作だらけ」 「世界で一番売れてる作品が『現実』」 「『現実』はファンも多いがアンチも多い好き嫌いの激しい作品」 「世界で一番批評が多い作品も『現実』」 「作者の名前は神」 「『現実』はイデア界のパクリ」 「原作の『現実』は大人向けだから、若い子は二次創作から入ったほうがいいと思う」

    「パクリは面白さに必要な要素」/全世界が感動する超メジャー作品『現実』 - ピアノ・ファイア
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    sfll 2008/04/22
  • 「コミュニケーションで心を共有できる」という幻想 - ピアノ・ファイア

    人間が行う意思疎通というのには二種類あって、「相手が理解できる範疇で特定の情報を知ってもらうこと」と、「私の心の中にある何かを相手にも知ってもらうこと」に分けることができる。 例えば、母親と娘がするような会話の中で、「今日どこに行ってきたん?」と母親が訊ね、娘が「○○町に行ってきた」と答えたとする。 母親の頭の中では「○○町」はデートスポットであり、娘がそこに出掛ける場合、大方デート目的だというパターンがインプットされている。 それで母親が「ははーん、デートか」と知った風な反応を返した時、娘の側で不服を覚えるが、細かく説明するのも面倒だと思ったのか、「うんまぁ」と答えてこの会話はおしまい。 実際の所、娘は「単なる気まぐれで○○町に出掛けたらたまたま彼氏と遭遇して、そのままなし崩し的にデートのような流れになった」という一日を過ごしており、これは母親の頭の中にある「デート目的で○○町に出掛けた

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    sfll 2008/03/06
  • ピアノ・ファイア -『テニスの王子様』バトル漫画論

    テニプリを「スタンダードな魅力を持つバトル漫画」という視点から評した感想をネットの表面では見た覚えがないので、そうした言説状況をDisるべくワクチンを投下する用意を整えんとす。 とりあえず、漫研さんのチャットで先週のテニプリ(リョーマと金太郎の一球勝負が決着する回)について語ってみたログを編集してみました。 いずみの >> ちなみに今週の一番といえばテニスの王子様ですね。 LD >> なかなか強烈でした。>「テニプリ」 いずみの >> 今のジャンプで一番面白いバトル漫画だと思います。>テニプリ LD >> 不二が怖いのもいいですね。>「テニプリ」 LD >> 「テニプリ」の金太郎はずいぶんと前から登場していて、かなりのライバルと思わせていたわけですが、ようやくここで面目を果たしたといった感じですね。 いずみの >> テニプリがどのあたりから自覚的に「バトル漫画化」していたのかはちょっと気に

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    sfll 2007/04/18
  • 明日は以外全部沈没 - ピアノ・ファイア

    水曜はレイトショーで『日以外全部沈没』観てきます。 日以外全部沈没―パニック短篇集 筒井 康隆 角川書店 2006-06 売り上げランキング : 109 Amazonで詳しく見る by G-Tools 唐突ですが「名作SFのタイトルに全部『〜以外全部…』を挟んでみる」遊び。*1 宇宙以外全部戦争 宇宙以外全部消失 人類以外全部皆殺し 火星人以外全部ゴーホーム ロボット以外全部と帝国 幼年期以外全部の終り 何か以外全部が道をやってくる 死ぬとき以外全部はひとりぼっち 二人以外全部がここにいる不思議 死亡以外全部した宇宙飛行士 あたしの中以外全部の…… ……以外全部絶句 今はもういないあたし以外全部へ… 処女少女マンガ家以外全部の念力 世界の中心以外全部で愛を叫んだけもの 人類以外全部補完機構シリーズ 火星以外全部シリーズ 流れよわが涙以外全部、と警官は言った 愛以外全部死 皆さんも自信作

    明日は以外全部沈没 - ピアノ・ファイア
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    sfll 2006/09/14
  • 古典的とは 読書経験の集積から - ピアノ・ファイア

    このエントリに掲載してあるのは、「古典主義(参考:Wikipedia)」という言葉を考える上で、ぼくの脳裏にある、先人達の言葉を集めたものです。 こういうバラバラな「思い」を有機的に融合させていって、その意味を追究する……という行為自体が「古典的」というのではないかなとも思います。 「追求」と「追究」の違いですね。古典を探し集めて、コレクションするだけなら「追求」止まりで、「その奥にもっと何かあるんじゃないか?」という意識を持つことを「追究」と呼ぶんじゃないかと。 古典の知識に詳しければ偉い、っていう価値観はむしろ瑣末主義(トリビアイズム)の始まりでしょう。詳しくならなくてもいいから、何かを究めるつもりでやる、ということの方に価値観を置く。 「様式主義」は古典主義と意味が近い言葉だと思いますが、「様式」という概念も誤解して捉えられていることが多くて、様式主義者というのは、既存の様式の形を模

    古典的とは 読書経験の集積から - ピアノ・ファイア
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    sfll 2006/07/11
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