手帳が売れている。日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)によると、手帳市場は2008年現在で法人向け個人向けを併せて1億冊。微増傾向にあり、同社の販売冊数も2006年の1300万冊から2007年には1400万冊へと増加した。この増加分は、ほぼ個人向け製品だという。 個人向け市場で人気のある「ほぼ日手帳」。2006年は23万冊、2007年は25万冊を売り上げた。女性に人気で「6対4の割合で女性が多い」(東京糸井重里事務所)というが、2007年に発売した2008年版は思った以上にビジネス系の人から反響があったとも。特に、これまで静かだった「男性が声を上げている印象がある」(同事務所)という。 一方、男性ビジネスパーソンに人気があるのは、野口悠紀雄氏が考案した「『超』整理手帳」。売り上げの比率は男性が76.2%、女性が23.8%と圧倒的に男性が支持しているようだ。2009年版の発行数は20