2007年11月12日のブックマーク (2件)

  • ■ブログマガジン エアフォース

    10年にわたる係争 『東村山の闇』第9章は「他殺の決定打『司法解剖鑑定書』の衝撃――やはり他殺だった」との見出しで始まる(P251)。なぜ司法解剖鑑定書が「他殺の決定打」といえるのかといえば、司法解剖鑑定書には明代の上腕内側部に皮下出血の痕があることが記載されているからだという。 法医学では一般論として「体の外側部分は……外傷がつきやすいのに比較して、上腕内側部分は、両手を広げたままでなければ外傷がつかないから、故意に人為的な力をこの部分に加えなければ、傷がつきにくい」とされている(P252)。よって、司法解剖鑑定書に記載された上腕内側部の皮下出血の痕は第三者(=犯人)から掴まれた痕であり、すなわち「他殺」の証拠だというのである。 司法解剖鑑定書には上腕内側部に皮下出血の痕があることが記載されているものの、第三者が関与した形跡があるとの記載はない。しかし、「他殺」を主張する矢野はこの部分に

  • ■小沢総理なんてまっぴらゴメンだ〜石原慎太郎

    小沢が「日の親父」!? 先週の週末、台風一過で久し振りに多摩川の土手を散歩し、町に出ると、見慣れないポスターが目に付いた。民主党党首・小沢一郎の顔が、表情の違うものが3枚並んでおり、その真ん中のポスターに「我らの親父」と書いてあった。 参院選を契機に与野党逆転させ自分の政権を作り、小沢内閣ができて自分が総理になるつもりなのだろう。そういう意味で、「我らの親父」というキャッチをつくったんだろうが、私は彼が「日の親父」になるのなんてまっぴらゴメンです。 若い人は知らないだろうし、年配の方も忘れてしまっただろうけれど、小沢一郎が自民党でさんざん好き勝手をして、大金もつくり、平成5年に自民党を出て新しい政党を作った。それで政界は大混乱になった。その党は新生党という名前だった。 昭和49年、私は『文藝春秋』に角さんの金権政治を批判して「君、国売り給うことなかれ」という論文を書いた。それが