たまにはしょうもない TIPS でも。MySQL の魅力といえば言わずもがな 10 年の歴史を誇る「レプリケーション」の仕組みだと思います。これさえあれば 1 つの筐体で必死にデータ保全しなくてもコピーがいくらでも増やせるし、@nippondanjiさんのスライドにある通り、レプリケーションの妙技を駆使することで様々に柔軟な運用を行うことができます。 Art of MySQL Replication. slave 追加とは? さてそんなレプリケーションですが、実運用で最も多く行われるオペレーションは「slave の追加」だと思います。追加の方法は大きく分けると 2 通りです。(ストレージエンジンは InnoDB を想定。というか InnoDB 以外認めません><) 論理バックアップを利用 mysqldump 等を利用して論理的にデータの静止断面を作る&その時の binlog のポジションを
以前スレーブ側の更新がとまっていることに気付きました :x001: その時のトラブルシューティングの手順です。 1.スレーブ側で、SlaveS tatusを確認する まずはスレーブの状態を確認し、何が停止しているかをチェックしました。 mysql> show slave status\G *************************** 1. row *************************** Slave_IO_State: Waiting for master to send event Master_Host: 192.168.xxx.xxx Master_User: xxx Master_Port: xxx Connect_Retry: 60 Master_Log_File: mysql-bin.000009 ←①スレーブのI/Oスレッドが現在処理中のマスタのバイナ
目黒川の桜きれいですね〜(*^^*)…なーんてガラじゃないことを言いたくなるくらい良い咲きっぷりでしたよ、エエ。で、来週末、花見に行くんだけど、まだ散らないでほしいっすねー。 えーっと、久しぶりにMySQLの記事。binlogを使ったリストア手法について。ネットを漁るとMySQLの運用に関する記事は多くヒットするんだけど、障害からのデータリカバリ、特にロールフォワードを扱った記事が思ったより多くない。おれは運が良いのか悪いのかMySQLのデータリカバリをしなければならないような局面に何度か直面しているので、手順について書いてみようかな、と。ここではMySQL〜5.5を対象にしている。直近での最新のメジャーバージョンはMySQL5.6なんだけど、おれはまだ5.6について大して知らない。5.6ならもっとイケてるやりかたがあるかもしれない。あったらいいな。 0. 環境 次のような環境を前提として
※このエントリはMySQL Casual Advent Calendar 2015の5日目のエントリです。 openark-kit というものについて ここまで読んでわかった方は、この先を読む必要はありません。 openark-kitとは、mysqlの運用に便利なツールキットを14個あつめたソフトウェアパッケージです。 Shlomi Noachという方がPythonで開発しており、少なくとも2009年に発表されているようです。 2015-12-05時点での最新版は196.1となっており、.tar.gz および .deb で配布されております。 このエントリを書いた背景事情 そもそも僕自身、50を超えるクラスタ化されたmysqlノードと一緒に業務生活を送っております。 ところが、システムが非常に古くさい構成のため、合計レコード数が2億から3億程度ある垂直分割されたテーブルに対しALTERを投
MySQLあるいはMongoDBにおけるコミットの読取り一貫性および受信確認されたコミットの保護についてのブログ記事を紹介する。MongoDBにおけるドキュメントの問題についても言及されている。 出典について この記事はMark Callaghan氏のブログ内の記事、Losing it?(2015/10/11)を翻訳したものです。 何年も前、Google社のMySQLチームのWei Li氏の厚意によって準同期レプリケーションが実装されました。この準同期レプリケーションのユースケースは限られており、コミュニティーはこれが意図した動作をしなかったため失望しました。そのうちに、InnoDBのバイナリログにグループコミットが実装されました。最初はFacebook社のMySQLチームに、そしてMariaDBで改善され、最後にMySQLのアップストリームに取り込まれました。グループコミットによって、い
Redis不適切利用による問題は本番運用が始まってから顕在化することが多く、時限爆弾みたいな存在です。事前に防ぐにはコードレビュー段階で叩くしかありません。 Redisはスクリプト言語と相性が良く、適切に利用するとRDBと比較し驚くほど高速なプログラムを組むことができます。昨年尊敬する先輩にコードレビューで斧100本くらい(レビューコメント)投げられて血まみれになりつつ学んだことを、まとめて書いてます。概要は『消えても良いデータならRedis』 Redisのメモリが溢れたら... (この話は事実ではなくファンタジーです。) 深夜電話で叩き起こされました。どうやらアクセス障害みたいです。 何人かで実機確認したら、まったくゲームが遊べない。データ不整合怖いのでメンテIN。 ほどなくしてRedisが溢れメモリ不足で新規書き込みが出来なくなっていると判明。サーバのメモリ容量は64GByteでこれ以
WHERE条件をつけまくる UPDATE user SET age = 35 WHERE id = 1 AND name = 'Songmu' AND age = 34 idだけで絞れるけど name も付けてレビュワーフレンドリー 変更前の値も条件に含める 34 -> 35になることがわかる 間違えていた時も戻せる ユーザー操作とのコンフリクトを検知 万が一履歴から誤爆しても更新されない(可能性が高い) SETとWHEREを一行にまとめてるのは変なところで小指が滑るのが怖いため WHERE条件応用編 UPDATE user SET weapon_id = (SELECT id FROM weapon WHERE id = 100 AND name = '村正') WHERE id = 1 AND name = 'Songmu' AND weapon_id = (SELECT id FRO
N+1, solvedEdgeDB solves the problems that ORMs exist to workaround. A comparison that speaks for itself: SELECT movie.title, ( SELECT avg(rating) FROM reviews WHERE movie_id = movie.id ) AS avg_rating, (SELECT array_agg(q.v) FROM (SELECT person.name AS v FROM actors INNER JOIN persons AS person ON (actors.person_id = person.id) WHERE actors.movie_id = movie.id ) AS q WHERE q.v IS NOT NULL ) AS ac
Atomic Commit In SQLite 1.0 Introduction An important feature of transactional databases like SQLite is "atomic commit". Atomic commit means that either all database changes within a single transaction occur or none of them occur. With atomic commit, it is as if many different writes to different sections of the database file occur instantaneously and simultaneously. Real hardware serializes write
リレーショナルデータベースが話題に挙がるとき、私は何かが足りないと思わずにはいられません。データベースはあらゆるところで使われており、その種類も、小規模で便利なSQLiteからパワフルなTeradataまで様々です。しかし、それがどういう仕組みで機能しているかを説明したものとなると、その数はごくわずかではないでしょうか。例えば「リレーショナルデータベース 仕組み」などで検索してみてください。ヒット数の少なさを実感できると思います。さらにそれらの記事は短いものがほとんどです。逆に、近年流行している技術(ビッグデータ、NoSQL、JavaScriptなど)を検索した場合、それらの機能を詳しく説明した記事はたくさん見つかると思います。 リレーショナルデータベースは、もはや大学の授業や研究論文、専門書などでしか扱われないような古くて退屈な技術なのでしょうか? 私は開発者として、理解していないものを
mysqlの可変長文字列を扱う、varchar型とtext型の違いの話。 古い情報が混在していたので、ちょっと整理してメモ。 myisamの頃の話 sizeが違う 行の中身がdataか(varchar)、dataへのポインタか(text) 参照挟むので、performanceの違いがあった(varcharが早い) 今 net でぐぐって、ひっかかる情報の大半がこの話。 最近のinnodbの話 最大sizeは一緒。64kb(但し、TINYTEXT型、MEDIUMTEXT型、LONGTEXT型は名前の通り違う) varcharもtextも、中身は同じ仕組み(BLOB field / off page column) 行にdata入れるのも、外部(overflow page)への参照にするのも、行フォーマット次第(row format) 5.6で行formatのdefault は COMPACT
@ainame user.articles.preload(:comments, :stocks_count) みたいにstocks_countのようなassociationを生やしており、stocks_countの内部実装はPreloaderが弄られていてIDだけ取ってる— 内製フレームワーク (@r7kamura) 2015, 8月 23 @ainame これを抽象化するために、Article.has_many(:stocks, counter: true) みたいにすると、article.stocksとarticle.stocks_countがほぼ同じSQLで同時に定義されるようになってる— 内製フレームワーク (@r7kamura) 2015, 8月 23 @ainame それを実現している実装がこれです / k0kubun/activerecord-precount https:
なかったらINSERTしたいし、あるならロック取りたいやん? from ichirin2501 www.slideshare.net 出来事 @ichirin2501 とりあえず何も考えずこの前のロックの話をSlideshareにあげてくれ!!— 柴崎優季 (@shiba_yu36) 2015, 8月 22 はじめに これは先日の社内勉強会で発表したもので、MySQLで特定の問題を解決したいときのノウハウ話です。特定の問題とは、アプリを書いてると「データがなかったINSERTしたい、あるなら排他ロックしつつ取得したい」という要望があったりします。例えば、あるユーザーアクションで初期値もパラメーターで渡されるケースで、データがないならそのままINSERT、既にデータがあるなら取得して状態に依存して更新処理を行いたい場合などです。見かけのロジックは単純に見えますが、MySQLでこれを実現しよう
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