巷で溢れる「絵がうまくなるために必要なこと」。実物を見ろとか、とにかく描けとか、そういうのを見てるとなんか違う、なんか欠けてると思うようになった。 何か、感情が感じられない。機械的で、冷たい感じがする。 なぜだろう。そういうのを見ても、ちっともうまくなる気がしないんだよ。 知恵袋や2ちゃんねるではこの手の言説が普通にまかり通っているし、実際グーグル先生で「絵 上達法」を検索する人達はそういう結論に達する。 あぁ、とにかく描くしかないんだな・・と 欠けているものってなんだろう。 多分それは、「好きになることの大切さ」なんだ。 絵がうまくなる人ってどんな人だと思う? ものすごい気迫があって、執念があって、汗をだらだら流しながら、苦しみながら描いてる人だと思う? 違うんだよ。絵がうまくなれる人間っていうのは、絵を描くことが好きになれる人間なんだ。 なんだよ、って思うかもしれない。 それなら絵の上