アメリカの情報機関が極秘に大量の個人情報を収集していた問題で、IT企業のマイクロソフトは、情報提供の要請を受けた理由についてアメリカ政府が依然として公表を禁じていることから、ライバルのグーグルと協力し、政府に対して情報公開を認めるよう求めていくことになりました。 この問題は、アメリカの情報機関がテロ対策の一環としてIT企業などから極秘に大量の個人情報を収集していたもので、法律に基づいているとはいえ企業の対応に批判が集まりました。 このためマイクロソフトは、ことし6月、政府の了解を得たうえで、去年の下半期に当局から情報提供の要請を受けた件数を発表しています。 マイクロソフトは、さらに透明性を高めるため、全体の要請のうち安全保障の必要性に基づくものが何件あったのかを公表したいと政府に申し入れましたが、認められませんでした。 このため、同じように政府の了解が得られなかったIT企業、グーグルと協力