道南の七飯町の大沼地区で、特産のじゅんさいの摘み取りが盛んに行われています。 じゅんさいは、澄んだ水の湖や沼に自生する水草で、独特の食感の若い芽が和食の材料などに使われます。 七飯町大沼地区にある蓴菜沼は、この時期、水面がじゅんさいの葉に覆われ、ふだん、わかさぎ漁などをしている漁業者が摘み取り作業を行います。 12日は午前8時ごろから漁業者たちが沼に小舟を浮かべ、ゼリー状の透明な膜に包まれた若い芽を摘み取っていました。 七飯町でとれるじゅんさいは、ゼリー状の膜の量が多く、独特のぬめりと芽の歯ごたえをたっぷりと味わえるということです。 漁業者の宮崎弘史郎さんは、「ポン酢やめんつゆで食べるととてもおいしいのでぜひ多くの人に味わってほしい」と話していました。 じゅんさいの収穫は来月上旬まで続き、函館市内の和食の料理店などに出荷されます。
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