3年前のファミ通20周年5週連続企画「ゲーム進化論」から。以前、第1回「アーケードゲームの進化」と第2回「スポーツゲームの進化」を取り上げさせてもらったけど、今回はまとめて第3回まで振り返ってみた。 ファミ通913号~917号 第1回ゲーム進化論「アーケードゲームの進化」 1、アーケードアクションゲーム ブロックくずしで静かに幕を開けたゲーム業界 世界初のアーケードゲームは、ふたつのパドルで玉を弾き合う「ポン」。ここから「ブレイクアウト」などに代表される「ブロックくずし」に派生。固定画面シューティングの「スペースインベーダー」も、「ポン」がなければ生まれなかったかもしれない。まさに、アーケードゲームの原点と言える。その後、固定画面シューティングが多く作られるようになり、ブロックくずしはゲームセンターから姿を消す。約10年後、86年に「アルカノイド」が大ヒットし、ブロックくずしブームが再来し