先日、虚偽広告の疑いでサンフランシスコ地方検事から起訴されたドローンメーカー、「Lilyロボティックス」社が当局から家宅捜索を受けた模様だ。匿名の関係者の証言で明らかになった。 この件に関しフォーブスは同社の共同創業者でCTOのHenry Bradlowに電話でコメントを求めたが、「噂や憶測にはコメントしない」と述べて電話を切った。サンフランシスコ地方検事の広報担当は、家宅捜索の実施について「肯定も否定もできない」とした。 Lily社はユーザーを追跡しつつセルフィーを撮影する「自撮りドローン」として注目を集め、3,400万ドル(約39億円)にも及ぶ予約注文を集めながら先日、事業停止を発表した。同社はベンチャーキャピタルのSpark Capitalらからも1,500万ドルの資金を調達していた。 当局は同社を「実在しないドローンの機能を宣伝し、消費者らを欺いた罪」で告発していた。Lily社