北京(Beijing)市内のDongjiao市場で豚肉を店頭に並べる販売員(2009年4月28日撮影)。(c)AFP/Peter PARKS 【4月29日 AFP】中国衛生省高官は29日、新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の発生源が中国だとする国外の報道について、中国のイメージを傷つけることが狙いだと述べて否定した。 中国衛生省のMao Qunan報道官は、同省ウェブサイトで「なんらかの魂胆があって、一部の国外メディアが、伝染病に関する事実や基本的な科学的知識を無視し、この伝染病が中国で発生したとのうわさを故意にねつ造した」と述べた。「真偽を混同させ、人々を混乱させて中国のイメージを傷つけようというねらいだ」 これまでに多数のメディアが、新型インフルエンザがアジアで発生したと伝えていた。また、一部メディアは、27日にメキシコ東部ベラクルス(Veracruz)州のFidel Herrer