中朝国境で精巧な偽１万円札 米ドルとの交換用か (1/2ページ) - MSN産経ニュース
中国東北部の北朝鮮との国境付近の印刷工場で製造されたとみられる偽「一万円札」が、中国国内などで流通していることが５日、日米外交筋などの情報で明らかになった。 偽札は主に両替商や商店で米ドルやユーロ紙幣などへの交換用に使用されているという。専門家は「透かしやホログラムもあり精巧。鑑別機でなければ真贋（しんがん）判断は難しい」と指摘している。 日米外交筋によると、この偽札は東南アジアから紙幣鑑別機の開発・製造会社「松村テクノロジー」（東京都台東区）に郵送され、鑑定で偽物と判明した。平成１６年１１月から発行されている一万円札で、表面に福沢諭吉の肖像、裏面に平等院鳳凰（ほうおう）堂（京都府）の鳳凰像が描かれた最新の「Ｅ号券」と呼ばれるものだ。 偽札は、中朝国境の中国側にあたる丹東や延吉などの組織が作製したものとみられる。製造工場は複数あり「カラーコピーしたようなレベルでなく、大組織が関与しないとで
米中が黄海で洋上摩擦 米音響測定艦が中国漁船の妨害受ける - MSN産経ニュース
【ワシントン＝山本秀也】米国防総省当局者は５日、黄海で活動中の音響測定艦ビクトリアスが今月１日に２隻の中国「漁船」から妨害行為を受けたことを明らかにした。 米中間では、今年３月にも同様のトラブルが南シナ海で起きていた。 ビクトリアスは、黄海の公海水域で活動中、２隻の中国船から急接近などの航路妨害を受けた。ビクトリアスが付近にいた中国政府機関の船舶に対し、妨害行為をやめさせるよう正規ルートで要求したところ、２隻は同艦から離れた。 同艦は３月にも、同じく黄海で中国側の妨害を受けていた。南シナ海では、別の音響測定艦が中国艦船の妨害を受け、米海軍が駆逐艦を急派していた。 米国家安全保障会議（ＮＳＣ）のベーダー・アジア上級部長は、公海上での米中摩擦を受け、「米中の軍事当局間に健全な関係が欠けているのは、戦略的な不信による」と述べ、米中政府が高いレベルで安保対話を進める必要を訴えた。
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