2012年5月14日のブックマーク (2件)

  • 抑圧機関としての身体:押井守についての小論

    飛行船の編隊飛行がなんとも言えずに美しい1993年の押井守監督作品『機動警察パトレイバー2 the Movie』を見ていたときのことである。 ラスト近く、特車二課の最後の突撃が終わり、東京を混乱に陥れた張人、柘植行人が逮捕される。この柘植という人物はもともと自衛官で、東南アジア某国でのPKF活動中に自分の部隊が全滅するという状況に遭遇し(ありそうな話だが、上からの命令で敵対勢力への反撃を禁止された)、帰国してからは姿を隠して非合法の活動にかかり(つまり、そのくらい腹を立てたということであろう)、東京を舞台に様々な騒ぎを起こして架空の戦争状態を演出していた。平和の背後には戦争が現実の状態として存在することを偽りの平和に首まで浸かった人々に思い知らせるためであったが、それが失敗に終わって逮捕され、ヘリコプターに乗せられて東京湾を越えていくとき、刑事が前の座席から振り返ってこうたずねる。 「こ

    抑圧機関としての身体:押井守についての小論
    shanghai
    shanghai 2012/05/14
  • 将棋界では、なぜ多様な人材が育ってくるのか?

    2012.05.14 組織・人材 将棋界では、なぜ多様な人材が育ってくるのか? 川口 雅裕 NPO法人・老いの工学研究所 理事長 人材育成 将棋 ビジネスマナー クレド 企業理念 羽生善治二冠が一般には突出して有名だが、将棋界は、羽生二冠以外にもたくさんの個性的で才能あふれる棋士を輩出し続けている。次々に若手の有望株を育て、戦いを新鮮で興味深いものにしている、その人材育成システムには企業も十分に学べることがある。 一つ目は、棋士全員に、先人の棋譜や将棋歴史に対する尊敬の念が感じられることだ。将棋雑誌や将棋専門紙のインタビューを読むと、それがよく分かる。木村、坂田、大山、升田といった故人の名局や名手を覚え、その個性的な棋風や思考の深さと新しさに興味を持ち、尊敬や愛着が感じられる発言を見ることができる。 江戸時代の名人世襲制の頃から続く歴史にも造詣が深く、今、自分達が将棋を指せているのは、多

    将棋界では、なぜ多様な人材が育ってくるのか?
    shanghai
    shanghai 2012/05/14
    「若手が棋士みたいに礼儀正しく会社に忠誠心持てばいいのに」って超気持ち悪い。そういう気持ち悪いオッサンをタニマチにしてきたのが将棋界だけど。あと出てくるのが谷川の逸話な時点で今は違うって気づけ。