モロッコのほぼ中央に位置するマラケシュ。マラケシュは、ベルベル語で「神の国」を意味する。 カサブランカにつぐモロッコ第2の都市で、フェズについで2番目に古い町。 2km×3kmの城壁に囲まれた旧市街(メディナ)と、旧市街の西に広がる新市街からなっている。 迷路のような路地に数々の歴史的建造物が豊富な旧市街地は、世界遺産に登録されている。また、旧市街の中心「ジャマエルフナ広場」は、文化と交易の中心として栄えて、現代は屋台や大道芸人とそれを囲む人々で賑わっていて、その空間そのものが世界無形遺産となっている。