1/16 スクロールで次の写真へ インドネシア・アチェ州の宗教警察によって丸刈りにされるパンク音楽ファン。 スマトラ島北西端のアチェ州では特にイスラム教の信仰があつく、特別自治法に基づき、イスラム法(シャリア)の施行が認められている。同州では宗教警察が「シャリアに反する」として、パンク音楽ファンの若者らを拘束し、更生目的で頭を丸刈りにしていたほか、湖での沐浴(もくよく)や祈りを強制された。AFP通信によると、若者ら約60人は2011年12月10日に州都バンダアチェで開催されたパンク音楽のコンサート会場で警察に拘束された。バンダアチェの副市長は「彼らの行為により、シャリアが損なわれることを恐れた」と丸刈りの正当性を主張。警察幹部も「彼らが適切かつ道徳的に振る舞えるよう更生する必要がある」としている(2011年12月14日) 【EPA=時事】