カラオケ居酒屋の看板が並ぶ商店街(19日、大阪市西成区で)=近藤誠撮影 大阪市西成区のあいりん地区周辺の商店街に“大阪中華街”をつくる構想が浮上している。大阪での2025年国際博覧会(万博)などを見据え、商店街で飲食店などを営む華僑の団体が計画しており、高齢化による閉店などが相次ぐ商店街の活性化を狙う。しかし、周辺では中国人経営のカラオケ居酒屋による騒音トラブルなどもあり、地元商店主らからは唐突な構想に戸惑いの声も上がる。 ◆騒音に苦情も 日が暮れると、中華街の候補地内にある飛田本通商店街には、黄や赤などの派手なネオンに彩られた「カラオケ居酒屋」と書かれた看板が並び、店から漏れる歌声が響く。現在、周辺の今池本通商店会や新開筋商店街などに、同様の店は約150軒。約10ある周辺商店街全体の3~4割を占め、多くは中国人経営という。 中国出身の華僑の経営者らでつくる「大阪華商会」の会長で、不動産業
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