関西に住むイスラム教徒(ムスリム)の有志が1日夜、大阪市内でホームレスへの炊き出しをした。「イスラム国」に拘束された後藤健二さん(47)とみられる遺体の映像がインターネットに投稿されたこの日、「人に優しく、平和に暮らすのが本来のイスラム教だと知って」と活動した。 昨年11月、「日本人のために何かしたい」と有志で話し合って始めた。この日で6回目。パキスタンや日本など様々な国籍のムスリム約20人が参加した。カレーやコロッケ、ケーキやクッキーなど100人分を手作りし、ホームレスに「寒いですね」などと声をかけながら振る舞った。 日本人人質事件について、参加したマレーシア出身の会社員ゾルカナイン・ビン・ハサンバセリさん(40)=大阪府河内長野市=は「僕たちは『人を殺していい』なんて教わっていない。『イスラム国』の言動は理解できない」、インドネシア出身の主婦フィトリアナさん(34)=大阪市=は「イスラ
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