[8日 ロイター] - 安倍晋三首相は8日、日本記者クラブで開かれた衆院選直前の党首討論で、自公の連立2党によって「過半数を維持すれば政権を維持する」と述べ、退陣論をけん制した。日銀の大規模な金融緩和をめぐり「デフレ脱却前の出口戦略は時期尚早」と指摘した。 10月8日、安倍晋三首相は日本記者クラブで開かれた衆院選直前の党首討論で、自公の連立2党によって「過半数を維持すれば政権を維持する」と述べ、退陣論をけん制した。党首討論会に臨む与野党8党首。都内で撮影(2017年 ロイター/Kim Kyung-Hoon) 希望の党の小池百合子代表(東京都知事)は、同党が政権を獲得した場合の首相候補について「選挙の結果を踏まえて考えたい」と明言を避けた。同時に同党が衆院選後の首相指名選挙で自民党の石破茂氏に投票する可能性にも否定的な見解を示した。 <解散判断、「揺らがなかった」と安倍首相> 討論は午後1時