10年前に救ってくれた一家のもとを訪問し続ける野生のリスなど、大人になって自立してもお世話になった人を恋しく思う野性動物は意外と多いかもしれない。 カナダ在住の動物学者ニッキーさんと母親のリンダさんは自然と動物が大好き。そんな母子の元を、ふらりと訪れてくる野生動物がいる。 その気まぐれな動物は、4年前の赤ちゃん時代、道に捨てられていたところを保護し、大きくなるまで面倒をみていた孤児のアライグマだ。 大人になり、野生に戻っていったのだが、当時育ててもらったことを忘れていないようで、時たま実家を訪ねては懐かしそうに甘えてきちゃうんだそうだ。
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