comScore社(米国のインターネット分析調査会社)の最新の調査結果によると、アップルの地図アプリがかなりのマーケットシェアをGoogleマップから奪っているようだ。アップル好きは喜ぶかもしれないが、北米や欧州の公正取引委員会はどう思っているのだろうか。この状況は、1990年代後半にマイクロソフトがインターネット・エクスプローラーをウィンドウズPCに標準搭載したことが違法とされたのに似ている。アップルも独占禁止法違反で訴えられることとなるかもしれない。 アップル地図は標準搭載で勝利か以下のcomScore社のチャートからも見て取れるように、Googleマップのシェアは、アップルがiOSに標準搭載するのを止めた時期(2012年9月)から急激に落ち込んでいる。 イギリスの有力紙The Guardianはこの件について次のように書いた。 iOS6のリリースに伴ってアップル独自の地図アプリが標準