サンフランシスコ発--新作映画「スター・トレック」でアニメーションスーパーバイザーを務めたPaul Kavanagh氏にとって、この作品で用いたある技術要素は特に手腕を問われるものだった。 監督のJ.J. Abrams氏は実写シーンの撮影中、一風変わったことをした。Abrams氏は、手持ち撮影の不安定な効果を組み込もうとして、頻繁にカメラの後ろに座り、指で実際にカメラの背面を軽くたたいたのだ。しかし「スター・トレック」は、コンピュータグラフィックス(CG)満載の作品であり、Kavanagh氏にとって、完全にデジタルのシークエンスでも、その指でたたく効果を再現する方法を見つけることが、絶対に必要だった。Kavanagh氏は、そうしないと映像に矛盾が生じ、観客を混乱させるおそれがあったと述べている。 Kavanagh氏は勤務するIndustrial Light & Magic(ILM)に戻って
WaterScape以来おなじみになっている日立製作所中央研究所のデザイン本部から、「ちょっと変わったディスプレイを作りました」というメールをもらった(同社からの発表は別記事を参照) 「360度の全ての方向から見ることができるディスプレイ」で「スターウォーズのレイア姫の映像がR2-D2から投影されるやつを作りたいと思って始めました(まだまだその段階ではありませんが)」(*1)なのだそうである。なんだかよくわからないけどすごそうだ。発表会があるというので、2月24日、出かけてきた。 ディスプレイはこのような円柱状のもので、中央の透明なアクリルで囲われた部分の内側に立体像が投影される。名づけて「Transpost(トランスポスト)」。 画像はこんな。写真が下手ですみません。ピントをあわせるということが極めて困難だったので、いろいろ条件を変えてみたんだけど、この程度。もともと解像度も低いんだけど
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く