ドイツが太陽光の発電量が原発20基分達成しました。フランスの政策失敗によるドイツからの電気購入と、スペインが需要の60%以上を風力発電で一時、達成したことと合わせて紹介。 ドイツの事例 【ベルリン=弓削雅人】 ドイツの太陽光発電量が、5月25、26日に原発20基分に相当する過去最高の2200万キロワットを記録したことが、同国の再生可能エネルギー研究所(IWR)の調べで分かった。好天の影響だが、同研究所のアルノッホ所長は「過去にこれほどの太陽光発電をした国はない」と指摘している。欧米メディアが伝えた。 同所長は、工場やオフィスが稼動した平日(25日)で電力需要の3分の1を、休みの土曜(26日)では、ほぼ半分を太陽光発電で賄えることが実証されたと強調した。エネルギー業界の 調査では、同国の昨年の発電量に占める太陽光の割合は約3%。 ドイツは、東京電力福島第一原発事故を受け、2022年までに国内