サイエンス関連のニュース記事には、原著論文の紹介やリンクがないことが多いです。 しかし、もっと詳しい内容を知りたいときや、記事の内容に疑問をもったときなど、もとの論文を見ておきたいと思うこともあるかもしれません。 原著論文は、意外と簡単に探し出すことができます。いろんなやり方があると思いますが、私が原著論文を特定する方法をご紹介します。 (1)論文の掲載誌がわかっている場合 NatureとかScienceなどの有名な雑誌の場合、ニュース記事に雑誌の名前だけは掲載されていることがあります。この場合は、その雑誌のウェブサイトに行って、アーカイブ(過去記事のストック)からキーワード検索等で探すのが早いです。 (2)論文の掲載誌がわからない場合であって、日本の研究者の場合 (2.1)研究者の所属機関のウェブサイトから、プレスリリースを探します。プレスリリースが出ている場合は、たいてい原
シーテックジャパン2013報道公開 会場内はブースの最終準備などが進んでいた=9月30日午後、千葉市美浜区(桐原正道撮影)(写真:産経新聞) 日本の家電メーカーの凋落ぶりが激しい。各社とも赤字経営はほぼ脱したものの、産業界を自動車とともにリードしてきた、かつてのニッポン家電の面影はない。独創的な製品を世に送り出すこともできず、巨額赤字の元凶でもあるテレビにいまなお固執し、「4Kテレビ」「8Kテレビ」と騒ぐ経営者は“無能”の烙印(らくいん)を押され、いずれ市場から退場させられるだろう。 9月の薄型テレビの国内出荷台数は、電子情報技術産業協会(JEITA)によると、前年同月比14・2%増の48万7千台と、平成23年7月以来、2年2カ月ぶりのプラスに転じた。その牽引(けんいん)役となったのがフルハイビジョンの約4倍の画質性能を持つ「4Kテレビ」。台数はまだ全体の1割にも満たないが、話題性という
もうずいぶん昔から、日本にカジノを作ろうとかいう話があちこちで取りざたされていて、オリンピックが決まったのを期に外国人から金をむしれるようにあれこれ、という話も最近はよく耳にする。で、The Economist にアジアのカジノに関する記事が出ていた。 The Rise of the Low Rollers (The Economist, 2013/9/7 pp.53-54) たーいへんに面白いっす。基本的には、アジアにもどんどんカジノが今後できるみたいだよ、という記事なんだが、でもその中でもマカオがすごい、という話。やっぱり、ばくちが好きなのは中国人。それと本土でつながっているのが何よりのメリット、ということで、さらにいまや香港空港とマカオを橋で直結する計画が進んでいて(ええっ、珠江の河口を横断するの!!??)、またマカオの隣の広東省の島 (横琴) がいまやカジノ特区でマカオのカジノはそ
中国の新聞記者をめぐる状況がどうも不穏である。たとえば広東省広州市の「羊城晩報集団」傘下のタブロイド紙・新快報記者の逮捕事件。真相がはたしてどのようなものかはまだ分からないが、結果的に、記者は「金をもらって捏造記事を書いた」と自供し、逮捕直後に「記者を釈放せよ」と息巻いていた新快報は全面的に謝罪した。この事件は一体、何を意味するのだろうか。経過を整理して、その背景を探ってみたい。 「中聯重科ネガティブキャンペーン」 逮捕されたのは陳永洲記者。1986年生まれの若い経済記者で、中聯重科という湖南省長沙市に本社を置く中国大手重機メーカーの不正や疑惑について十数本の記事を2012年9月から書き続けてきた。 最初の記事「中聯重科 財テクによって、半年の利潤7億超え“虚増”」(9月26日)では、2012年上半期の重機市場が大幅に落ち込み、ライバルの三一重工や徐工機械や柳工などが軒並み20~70%の利
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