ヨルダン軍がイスラム過激派組織、「イスラム国」への大規模な空爆を続けているのに対して、「イスラム国」とみられる組織が6日、声明を出し、人質のアメリカ人の女性が空爆で死亡したと主張して、軍事作戦でのアメリカとヨルダンの連携をけん制しました。 「イスラム国」に拘束されていたパイロットが殺害された報復措置として、ヨルダン軍は5日に続いて6日も「イスラム国」の拠点への空爆を行い、予定していたすべての目標を破壊したと発表しました。 軍は空爆した場所を明らかにしていませんが、シリア北部のラッカなどが標的になったとみられています。 これに対し、「イスラム国」とみられる組織は6日、インターネット上に、「ヨルダンの戦闘機が人質のアメリカ人女性を殺害した」とする声明を掲載しました。 声明には、空爆を受けた場所だとする写真が添付されていて「ラッカ郊外の施設が金曜礼拝の最中に空爆を受けた」としたうえで「戦闘員は誰