NECは25日、新方式の高速なロスレス画像圧縮技術を開発したと発表した。医療写真、デジタルカメラ、放送映像などへの応用を見込む。 ロスレス圧縮は、データ量を圧縮前と同等に伸長できる圧縮方法で、一度圧縮すると元に戻せない非可逆圧縮に対し、可逆圧縮と呼ばれる。展開時に劣化が生じないことから音声データや静止画データの分野での利用が知られる。静止画像データにおいては、JPEGが非可逆圧縮、JPEG-LSやJPEG2000が可逆圧縮の代表。 演算が複雑で回路規模が大きくなりがちなJPEG-LSなどと異なり、新方式では少数の隣接画素から展開後の予測を行なう、旧来の内挿予測方式を採用。ただし予測誤差のバラツキが多いため、JPEG-LSなどより圧縮率が低くなる。そこで伸張前の隣接画素だけではなく、符号化済みの予測画像からの情報も順次併用することで、高速動作と高い圧縮率を両立したという。同社では「階層的2次
写真について話していると、「構成」という言葉がよく出てくる。「構成がどうした」とか「構成的な写真」だとか「構成をもっとちゃんとしないと……」という言い方を耳にする。 ぼく自身も「構成」という言葉を割とよく使うのだが、他人と話してる時に「構成」という言葉の意味がいまひとつ通じあっていない、という居心地の悪さを感じることがある。「構成」という言葉の意味やニュアンスが人によって異なっているせいもあるし、ぼく自身が「構成」という言葉について厳密な定義を知らぬままなんとなく使ってしまっているところもある。 そもそも写真について言葉で語ることは難しいのだが、写真について言葉を交わす機会は多い。学校で、ワークショップで、ギャラリーで、そして近ごろではブログのコメントやトラックバックなどで……。写真における「構成」という言葉をもう少し明確にしておきたいと思った。 とは言っても、ぼくは「構成」という言葉を定
Photoshop LightroomやCS3のパブリックベータ公開など、最近の米Adobe Systems(以下、アドビ)はユーザーの意見を取り入れながら、自らの姿勢を知らしめる活動を積極的に行なっている。こうした活動の一環として、同社が「アドビ・ラボ」で取り組んでいる技術開発を、デジタルイメージング製品開発副社長であるデイブ・ストーリー氏が、デジカメWatchに説明してくれた。 1982年に創設されて以来、デジタルイメージングのリーダーとして君臨してきた同社だが、意外なことに、このような「エンジニアリング・ツアー」を行なうのは初めてのことだという。 「ジャーナリストの皆さんが、アドビのマーケティング部門以外の人間から話を聞くのは初めてでしょう。このエンジニアリング・ツアーを開催する理由は2つあります。1つは、アドビとして、もっといろんなことを語っていこう、もっとオープンな会社になってい
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く