クロスサイトスクリプティングの脆弱性を悪用し、SNSで偽りの「友達」を増やしていた19歳の青年がアカウントを削除された。(IDG) 米ロサンゼルス在住のティーンエージャーが、ダイナミックWebサイトの大部分に共通するスクリプティングの脆弱性を突いた自己増殖型のワームを使い、コミュニティーWebサイトのMySpace.comで最大の人気メンバーにのし上がった。攻撃による被害はほとんどなかったものの、インターネットセキュリティ企業によれば、この手口はWebサイトのデータ破壊や個人情報盗難に使われる可能性があり、保護されたネットワーク内にいるエンタープライズユーザーでさえも被害に遭う恐れがある。 「サミー」を名乗る19歳のこのユーザーは、MySpaceで自分のユーザープロファイルに小さなコードを挿入した。MySpaceはメンバー数3200万で大半が30歳未満。サミーのプロファイルが参照されるたび