橋下大阪市長が推進したい大阪都構想は大阪市議会で多数派を占める都構想反対派により暗礁に乗り上げつつあります。 その一方では、リニア中央新幹線・北陸新幹線が着々と建設されつつあり、これらの結果、将来大阪都どころか大阪県になってしまうおそれもありそうです。 大阪都構想は、大阪市と堺市の一部が合併し特別区に再編され、それに伴い大阪府は大阪都に名称変更されるというものですが、推進派の大阪維新の会が少数与党であるため、都構想実現に不可欠な住民投票の是非は否決される公算が高く、現在ではほぼ暗礁に乗り上げた状態になりつつあります。 その一方で、東京と名古屋の間を結ぶリニア中央新幹線について、去る17日には国土交通省はJR東海の建設工事の計画を認可し、開業は2027年と見込まれています。 また北陸新幹線では来年春には富山駅が開業を予定しており、将来的には2025年の金沢・敦賀間も開業が予定されています。