【追悼】シャケトラ 幻のG1馬を偲ぶ 惜別のメッセージ 2019/5/9(木) 悲劇の名馬を偲ぶ。天皇賞(春)を1週後に控えた4月17日、調教中の故障で逝去したシャケトラ。初出走からまたたく間にスターダムを駆け上がり、一躍中長距離戦線のトップクラスへ。その後も骨折による長期休養がありながら、アメリカJCC、阪神大賞典を連勝と、G1タイトルにこそ手が届かなかったものの、その存在感と資質は誰もが認める名馬だっただろう。今回はデビュー前の2歳夏からシャケトラを知る担当の上村典久調教助手に惜別のメッセージを語ってもらった。 「ごめんな・・・」 シャケトラを担当していた上村典久調教助手は神戸の馬頭観音の前で角居勝彦調教師、辻野泰之助手と共に愛馬と最後のお別れをした。 春の天皇賞を1週間後に控えた4月17日、朝一番のCWコースの直線でアクシデントは起こった。左前脚を骨折してしまったのだ。 「年明けから