Ubuntuプロジェクトは3月23日、Ubuntu 7.04(開発コード名:Feisty Fawn)のβ版をリリースした。本稿では、このβ版のDesktop CD(i386)を用いてUbuntu 7.04の新機能を見ていくことにする。結論から言うと、新機能の多くは期待どおりの働きをしてくれたが、Ubuntu 7.04最大の目玉であるKVM(Kernel-based Virtual Machine)は動作しなかった。 Ubuntu 7.04 βのISOイメージは、リリースノートに記載されているミラー・サイトからダウンロードすることができる。また、BitTorrent経由でもダウンロードすることが可能だ(Ubuntuプロジェクトでは、BitTorrentの使用を推奨している)。 Windowsからの移行アシスタント これはハードディスク上のWindows領域からUbuntuにデータをコピーする
XEN を試すには実機でないとまずいかもしれないと考えて、様子見機(Pen III 700MHz、440BX、700MB DRAM、40GB HDD)に Fedora Core 6 (FC6)を仕込んでみました。ただし、このマシンはグラフィックが非力なので、X11 なしの CUI のみの環境で試しています。FC6 の売りは、GUI の XEN サポートが手厚くなったことだそうですが、まったく活かしていません。 参考にした本(ただし この本は FC5 が対象なので、若干違いがありました) オープンソース徹底活用Xen3.0による仮想化サーバの構築 作者: 山本雅也出版社/メーカー: 秀和システム発売日: 2006/08/08メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 26回この商品を含むブログ (13件) を見る Domain0 (VMware のホスト OS の役割に相当) のインストール
産業技術総合研究所(産総研)は17日、仮想化技術のXenを同梱したLinux OSの最新版「Xenoppix(Xen3.0.2+KNOPPIX 5.0.1) CD size」(以下、Xenoppix)をリリースした。Xenoppixを収録したCD-ROMイメージファイル(約693MB)は、産総研のFTP/HTTPサーバおよびBittorrent経由で配布される。 今回のバージョンでは、ブートローダを標準のGRUBからisolinuxとmbootpackの組み合わせに変更、起動可能なハードウェアが増加した。動作が確認された環境には、AMD Secure Virtual Machine(SVM)上のHVM Domainのほか、Intel製CPUを搭載したMacintoshシリーズが含まれる。ただし、Intel 945 GMオンボードのグラフィックチップには対応しないため、別途ビデオカードを搭載
NetBSD、Xen3 domain0をサポート Manuel Bouyer氏は3日(現地時間)、NetBSD Xen移植に関するメーリングリストにおいて、3日におこなわれたコミットをもってNetBSDにおけるXen3 domain0がサポートされた旨を報告した。同氏はNFSサーバとして動作しているNetBSD-current domUを保持していることを説明。このサーバは、NFSにあるソースコードとローカルストレージにあるobjを使ってbuild.shリリースを実施しているlinux domUのために用意されているものだとされている。このシステムはXen3上のNetBSD-current domain0ですべて動作しているという。 Xenにおける仮想化では、まずXenが起動したあとに、Xenに対応したOSが起動される。この最初に起動されるOSをdomain0と呼ぶ。さらにdomain0か
Xenは,英国ケンブリッジ大学コンピュータ研究所で2002年ころに始まった,広域分散コンピューティングのインフラ作りを目指す「Xenoserverプロジェクト」から生まれた。2005年にはXenをベースとしたエンタープライズ・ソリューションを提供するXensource社が発足し,現在では様々な企業がXenに対する支持を表明している。近年のIT環境の複雑化に伴って様々な仮想化の技術や製品が登場し,それらがしのぎを削る中でも,特に高い注目と関心を集めている仮想化ソフトウエアの1つである。 Xenが注目を集めている理由は大きく分けて2つある。1つは非常に高い性能と機能を持ち合わせている点,もう1つはそれがオープンソース・ソフトウエアで構成されているという点である。 まず性能,機能の点であるが,Xenは,後述する準仮想化(パラバーチャライゼーション)の技術を利用することで,仮想化による処理性能の低
産業技術総合研究所(産総研)は6日、Linuxディストリビューション「Xenoppix(Xen3.0VT) CD size」(以下、Xenoppix)をリリースした。CD-ROM1枚のスペースに、Knoppix 4.0.2日本語版ベースのLinux OSと、IntelのVT技術に対応した仮想マシン技術「Xen 3.0」を収録、直接CD-ROMから起動するLinuxとして使用できることが特徴。ISOイメージのファイルサイズは670MB、産総研のFTP/HTTPサーバおよびBittorrent経由で配布される。 今回リリースされたXenoppixでは、ホストOSのLinux(Knoppix)を起動するためのモードとして通常のLinuxカーネルで起動する「Normal」と、Xenパッチを当てたLinuxカーネルでホストOSとして起動する「Domain0」、同じくゲストOSとして起動する「Doma
米XenSourceは5日(米国時間)、オープンソースの仮想マシン(VT)技術「Xen 3.0.0」をオープンソースコミュニティ向けに公開した。同社のWebサイトでは、SUSE Linux Enterprise Server 9.2とRed Hat Enterprise Linux 4.1、Fedora Core 4に対応したバイナリパッケージのほか、テスト用CD-ROMイメージの配布が開始されている。 2004年10月以来のメジャーリリースとなるXen 3.0.0では、新たにIntelのVT技術をサポート、Intel製のVT対応プロセッサ上で複数のOSを効率的に稼働させることができる。また、2006年上半期に登場予定のAMD製プロセッサ「Pacifica」のVT技術に対応する計画も明らかにされた。 ほかにも、最大で32wayの対称型マルチプロセッシング(SMP)環境をサポートするほか、プ
elfbinary曰く、"XenSourceが本日とうとう Xen 3.0のリリースを発表した。 ダウンロードページはこちら。 Tarballには、host用のDom0 kernel(2.6.12)、guest用の DomU kernel、Xen hypervisor、Dom0 toolsが含まれている。 一応、RHEL4.1, SLES 9.2, Fedora 4用のXen対応のカーネルが 入ったRPMがあるようだ。 同時にXenSourceはデータセンター向けにhypervisorを管理するための 商用ツールである XenOptimizerも発表している。 VMwareがESX serverのソースコードを主要ベンダーに開示したりといろいろ動きが 慌ただしい仮想化の世界だが、Xen 3.0が出てきたことで本格的な 競争が始まりそうである。" 来年になりそうと聞いてたので、思ったより早か
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