アトピーゾンビが好きな女の子が容姿が良い運動部員に寝取られた。 この世に生を受けた瞬間、棺桶にブチこまれたようなショックを受けた。棺桶の中で「おぎぁおぎあ」と昼夜問わず泣きわめいた。 アトピーゾンビが好きな女の子は、黒髪ロングで清純そうな女の子だった。 だったと過去形なのは、今は清純派AV女優のような紛い物のクソビッチに転落したからだ。 彼氏が出来てから、制服を着崩し、長かった髪も短くしていた。彼氏の趣味なのだろう。これからも彼氏に開発されるのだろう。 純粋な心を汚しながら、あれやこれらを覚えてクソクソビッチになるのだろう。 着けていたマスクを外した女生主を見た気分だ。 時々アトピーゾンビに朝の挨拶をしてくれていた。 「おはよう!」「お…オハヨウ…」「フフッ♡」 彼女は溝底に落ちた浮浪者に右手を差し伸べるような天使だった。 ドブまみれの両手で彼女の右手をガッシリ掴んでも嫌な顔一つしなかった
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