「それで、君はいつ、監督になるんだ」12月23日、サラエボ市内のホテル。10年ぶりの再会を懐かしむ阿部勇樹に、イビチャ・オシムさんはこう投げかけた。かたわらのアシマ夫人が、遠い目をして言
「2017年シーズンから10年間で総額2100億円」。サッカーJリーグと巨額の放映権契約を締結した英Perform Group(パフォームグループ)が展開するのが、スポーツ専門のストリーミングサービス「DAZN(ダ・ゾーン)」だ。 「将来的にスポーツのライブ配信はテレビからOTT(over the top)と呼ばれるネット配信へ移行する」。強気の姿勢を見せるDAZNが描く未来は…。2017年11月10日、CDN(Content Delivery Network)サービス最大手の米Akamai Technologies社の日本法人が主催したイベントに登壇した、Perform Group CTOのFlorian Diederichsen(フロリアン・ディデリクセン)氏の講演の後半の模様をお伝えする。 Perform Groupは、日本市場で長期間に渡ってしっかりとサービスを提供していきます。市
快挙だった。2014年ブラジル・ワールドカップの開幕戦 ブラジルvsクロアチアを日本人の審判がさばいたのだ。 ところが71分、ブラジルのFWフレッジがクロアチアのDFデヤン・ロブレンに倒されてPKとなると 判定ミスではないかという声が沸き起こった。 西村雄一が難しい試合を任されたのには理由があった。 高く評価された能力を発揮していたからだ。 2010年南アフリカ・ワールドカップ、準々決勝のオランダvsブラジルは 退場者を出しながら名ジャッジと高評価された。 ブラジルのフェリペ・メロはオランダのアリエン・ロッベンを踏みつけ退場となる。 難しい状況の判定だったにもかかわらず正確に判断した おかげで両チームの選手は騒動にもならず、 その後も試合は熱を帯びながらも冷静に続くことになった。 西村の手元にはフェリペ・メロやフレッジをはじめとした 選手たちのユニフォームがある。 それはチーム・選手からの
米国にとってサッカーは、未来のスポーツだ・・・この先もずっと、常にそうであり続ける──。考えを変えようとしない皮肉屋たちが昔から言ってきたこうした否定的な、ばかにするような言葉を、きっと聞いたことがあるはずだ。 しかし、実際には米国では、この素晴らしいスポーツの人気は上昇している。サッカーファンたちはようやく、それを数字によって証明することができるようになった。 米調査会社ギャラップが昨年12月に実施、年明けに発表した調査結果によると、「最も観戦したいスポーツ」としてサッカーを挙げた人は、調査対象者の7%だった。それほど高い割合とは思えないかもしれない。だが、わずか4年前の調査結果から3ポイント上昇している。これほど人気が高まったスポーツは、サッカーだけだ。「アイスホッケー」と答えた人は増えたが、割合は3%から4%となったにすぎない。 最も観戦したいのは「アメリカンフットボール」と答えた人
日本ハムの清宮幸太郎内野手(18=早実)が9日、千葉・鎌ケ谷の球団施設で新人合同自主トレ初日を迎えた。この日は清宮見たさに約500人のファンが集まるなど、まさに“清宮フィーバー”。そんな中、練習後の選手寮前では信じられない騒動が勃発し、まさかの“禁句”まで飛び出す事態に発展してしまった。その一部始終とは――。 事件は練習後に起きた。合同自主トレ初日は、午前10時からスタートし、午後6時ごろにすべてのメニューを終了。そのころにはすでに日は落ち、冷え込んできたため、日中には500人ほど集まっていたファンも、ほとんどが球場を後にしていた。それでも、サイン欲しさに熱狂的な約20人の集団が選手寮前で待機。清宮が室内練習場から出てきたタイミングで「清宮さん! サインください!」などと大声で呼びかけたが、むなしくも願いはかなわなかった。というのも、直後に食事の時間が迫っていたために、対応する時間がなかっ
第96回全国高校サッカー選手権大会の決勝が8日に行われ、群馬県代表の前橋育英が初優勝を遂げて幕を閉じた。 試合後、10年ぶりの日本一を目指しながら決勝で敗れた千葉県代表の流通経済大柏を率いる本田裕一郎監督は「悔しい。でも生徒たちはよくやったと思います」と、最終盤の劇的ゴールで敗れた選手たちの戦いぶりを称えた。 一方で、冬の風物詩となっている高校選手権のあり方に疑問を呈している。本田監督は「そろそろこの大会を検証していかなければならない」と述べた上で、「これが18歳以下の育成につながっていくのか」と切り出した。 習志野市立習志野高校を指導していた時代からチームを何度も全国大会出場に導き、流経大柏では2007年に選手権優勝も果たしている72歳の名将は、昨年インドで行われたU-17W杯で頂点に立ったイングランドの育成を例に挙げ「いい選手を集める方法を変えた、そして指導者の研修を変えて、指導者を増
「大人になったらなりたいもの」のアンケート調査で、男の子は「学者・博士」が「野球選手」や「サッカー選手」を抑えて15年ぶりに1位になりました。調査を行った生命保険会社は、日本人が3年連続でノーベル賞を受賞したことなどが影響しているのではないかと見ています。 その結果、男の子は1位が「学者・博士」で8.8%、2位が「野球選手」で7.2%、3位が「サッカー選手」で6.7%となりました。 「学者・博士」が男の子の1位となったのは15年ぶりで、第一生命は日本人が平成26年から3年連続でノーベル賞を受賞したことなどが影響しているのではないかと見ています。 また、「野球選手」が「サッカー選手」を上回ったのも8年ぶりで、早稲田実業の清宮幸太郎選手の活躍など、野球の話題が多かったことが背景にあると分析しています。 一方、女の子は1位が「食べ物屋さん」で11.3%、2位が「看護師さん」で9.5%、3位が「保
サッカーJ1のF東京が、IT大手「ミクシィ」(東京・渋谷区)と年間1億5000万円(推定)のスポンサー契約を複数年で結ぶことが4日、分かった。今月中旬にも発表される。同社のスマートフォン向けゲーム事業などを行う「XFLAG(エックスフラッグ)」のロゴを、今シーズンから認められたユニホームの右鎖骨部分に掲示する。また、東京23区内に3~4万人規模のサッカー専用スタジアムの建設に向け、同社が協力することも判明。2020年東京五輪後にも本拠地移転に向けた動きが本格化する。 F東京に強力な援軍が現れた。大手IT企業「ミクシィ」が今季からリーグが許可したユニホームの“鎖骨スポンサー”になることが判明。関係者によると、年間1億5000万円の複数年契約で、右鎖骨部分に同社のエンターテインメント事業を手がける「XFLAG」のロゴが入ることになる。 同箇所は選手名鑑の顔写真にも写るなど広告効果が期待でき、最
石川直宏はこの連載をよく読んでくれていた。 「いつか引退したときは出てね。ずっと先に」 「そうですね。まだまだ先ですね」 そんな言葉を交わし合っていた。 選手にとって引退の日はいつか来るものだが そんなときはずっと来ないでほしいと思う ましてケガで引退を決意するなんて 本当に無念だったことだろう。 だが石川には引退を発表し 最後に試合に出ることまでに特別な思いがあった 最後のJ3ではCKから決勝点のアシストを決め 石川は勝って現役を終えた それは石川が見せたかった生き様そのものだった ケガとリハビリ……このままでは終われなかった この連載に登場することになったの、意外に早かったですね。2016年も引退を考えてて、結構切羽詰まってたんですけど。だけど、もう1年続けてプレーしてる姿を最後に見せないとというのがあったので。 2016年は覚悟を自分でもしてたし。そのときは自分がこのクラブにいてもい
ワーキングウーマンのためのイベント「WOMAN EXPO TOKYO 2017 Winter」が12月2日(土)、12月3日(日)に東京ミッドタウンで行われました。そのオープニングを飾ったのが、「なでしこジャパン」のキャプテンとしてW杯優勝を成し遂げた澤穂希さんのトークショー。「夢と目標を実現できた要因に迫る~澤穂希さんが実践してきた健康のための自己管理」と題して、一流アスリートとして、一人の女性として、夢を実現してきた澤さんならではのメンタル&フィジカル管理術を余すところなく教えていただきました。 【関連画像】「自分が苦しいときは、みんなも一緒なんです」(澤さん) 澤さんといえば、なでしこジャパンのキャプテンとして、2011年のW杯でチームを初優勝に導いた立役者。同年度にはサッカー選手にとって最も栄誉ある「FIFA女子年間最優秀選手」にも選ばれました。2012年にはロンドンオリンピックの
「サッカーは古い業界。『データは怖い存在ではない』ということを説得して回らなければならなかった」と創業者CEOのギールス・ブロウワー(Giels Brouwer)氏は話す。そのかいがあって、2017年の夏には約40の移籍に関わったという。 オランダ出身のメンフィス・デパイ(Memphis Depay)選手が2017年1月、Manchester United Football ClubからOlympique Lyonnaisに移籍した際には、データに基づくSciSportsのアドバイスを受けたという。また、同社の情報サービスとアドバイスは、選手をスカウティングしたり、対戦相手チームを分析したりすることを目的に、サッカークラブに採用されている。少なくとも、FC Utrecht、Sparta、KRC Genkがプレスリリースに顧客として登場している。 本記事では、2017年10月にSAS Ins
どうすれば「集中力」を維持できるのか。サッカー日本代表として活躍してきた遠藤保仁さんは「強弱を意識するといい」と話します。90分間、同じ状態を維持しようとするのではなく、リズムやテンポといった「強弱」を意識することで、無理がなくなり、安定したパフォーマンスが出せるようになるといいます。仕事にも役立つ「天才」の知恵をご紹介しましょう――。 ※本稿は、遠藤保仁『「一瞬で決断できる」シンプル思考』(KADOKAWA)を再編集したものです。 PKは蹴る瞬間だけ集中する サッカーの試合中は、常に頭の中で考えながらプレーをしていますが、唯一、何も考えずに、無心になる瞬間があります。それはPK(ペナルティーキック)を蹴る瞬間です。 PKを成功させるいちばんの秘訣は、ギリギリまでGK(ゴールキーパー)の動きをじっと見て、GKの重心とは逆方向に蹴ること。このとき、何も考えずに、GKの動きだけに集中する。ボー
ヴィッセル神戸に所属する元ドイツ代表FWのルーカス・ポドルスキは、日本のサッカーに何が必要と感じているのだろうか。現在ドイツに帰国中の同選手は、ケルンのメディア『ケルナー・シュタットアンツァイガー』のインタビューで語った。 【動画】中村憲剛が興奮したブスケツのワンプレー…「本当に注目して欲しい。あの落ち着き」 今シーズンのJリーグを9位で終え、23日には天皇杯準決勝でセレッソ大阪に敗れた神戸。内転筋の負傷により、治療を兼ねて一足早くオフに入ったポドルスキだが、故郷であるケルンのメディアで日本での生活などについて報告し、その中で日本のサッカーについても語っている。 サッカーの環境について問われたポドルスキは、「もちろん、ブンデスリーガほどプロフェッショナルではない。元代表選手としては、最高レベルを経験したんだ。でも、それを神戸に期待しているわけではないよ」と前置きし、次のように続けた。 「(
HOME ニュース 世界が注目するJリーグの「アウェイ・ツーリズム」、独自の進化を遂げた誘客手法や地域観光への可能性を聞いた Jリーグマーケティング山下修作氏へのインタビュー第2回は、国内のフットボールツーリズム(アウェイ・ツーリズム)について。フットボールツーリズムとは、サポーターがアウェイゲームの応援に相手クラブのスタジアムを訪れること。数百から数千単位での人の移動が生まれ、現地での消費も期待できることから、クラブを持つ都市は自治体とも連携しながら、サッカーを求心力とした観光客誘致として力を入れている。 初回の記事: プロサッカー「Jリーグ」が目指す地域活性化とは? 海外選手の獲得が地域にもたらす3つの効果からインバウンド戦略まで聞いてきた全国38都道府県に広がるJリーグクラブまず、Jリーグの市場規模を見てみる。2016年シーズンのJ1、J2、J3リーグの総入場者数(カップ戦を含む)は
たとえば右に曲がるとき。 右足を右方向に出す。あるいは多少機会は少ないかもしれないが左足を右前方向に出して曲がるのが一般的と思う。 ま、この歩き方でもいいんだけれどさ。 高校のころ、全く別の曲がり方を考案したから今日はそれを聴いてくれ。 右に曲がるとき。 まず右足を既存の進行方向に一歩踏み出す。このとき曲がる方向とは逆の方につま先を向ける。 身体をひねって、後ろを廻り向きながら、左足を曲がるべき方向である右側に踏み出す。 パソコン・スマホから離れてちょっとやってみてほしい。 歩数としては普通に曲がるのと同じになる。意外とエネルギーが少なく曲がれる。 もちろん、前者の「普通」の道の曲がり方のメリットを否定するつもりはない。 ただ、ある場合においては私が考案した新曲のほうがメリットがあるように思うのだ。 旧石器時代から前者の曲がり方しか人類はしてこなかっただろうけど、革めるべき所はそろそろ革め
いつも陽気で朗らかな岡野雅行は 明るく自分が苦しかった時期を振り返ってくれた。 自分のことを否定してきた言葉は忘れていないという。 誹謗をどうやって乗り切ったのか それは岡野らしい明るい発想だった。 考え方を少し変えるだけで人生は変わる。 鳥取で最初は誤解されていたという。 その場所に現役を終えた後 留まろうと思ったのはなぜだったのか。 ガイナーレを売り込むために 日々各地を飛び回っているそうだ。 現役のような日焼けがその活躍ぶりを物語っていた。 人生とは辛いときをどうクリアしていくかという作業 人生って辛いことが多いと思ってるんですよ。いいときってあんまりなくて。そして人生って、その辛いときをどうやってクリアしていくかという作業だと思うんです。だから僕はあまり何かを「辛い」とは思いたくなくて。楽に、全部前向きに思いたいなって。そして辛いときって「オレって鍛えられてるじゃないかな」と思いた
2017 明治安田生命 J1リーグ 優勝 川崎フロンターレ 【公式】川崎フロンターレ初優勝の瞬間!!2017明治安田生命 J1リーグ 最終節、逆転でのリーグ初優勝を果たした川崎フロンターレの歓喜で幕を閉じた2017シーズンのJ1リーグ。 まだ天皇杯が残っていますが、ひとまず今シーズンの戦いは終わりました。 昨年と同様、この時期に今シーズンのデータのまとめをやっておこうと思います。 前半戦振り返り、そして昨季のまとめエントリをトレースした格好にはなりますが、お付き合いください。 football-data-visualization.hatenablog.com football-data-visualization.hatenablog.com データはご覧の提供でお送りします。 www.football-lab.jp 【図1】パス成功率 × ボール支配率 の散布図 まず通例のパス成功率→
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