ブックマーク / realsound.jp (7)

  • 舐達麻、聴き手を熱狂させるリリックの神秘性ーー覚悟と信念、そして発露する叙情と哀愁

    舐達麻『GODBREATH BUDDHACESS』 ストリーミングやMVの再生回数は驚異的な伸びを見せている。ラップミュージックのリスナー以外からも評判を聞くようになってきた。明らかに彼らのファッションや風貌を真似た若者も目につきはじめている。舐達麻は今、埼玉・熊谷から四方八方へ、その影響力を拡散し始めている。サグライフを文学的なリリックで表現するただならぬクルーがアンダーグラウンドから現れた、という意味ではどこかゼロ年代初頭のMSCの登場を彷彿とするも、あの時を遥かに超えるスケールになってきている。いま、そこかしこで人は言っているに違いない。「なぜ舐達麻はこれほどにバズっているのか」と。 ドラマティックな様式美。覚悟と信念、そして男同士の契りというテーマ性。そこから発露する叙情と哀愁。並べていくと、確かに舐達麻の作品には日人の愛する要素が凝縮されている。 舐達麻とは、煙である。彼らはい

    舐達麻、聴き手を熱狂させるリリックの神秘性ーー覚悟と信念、そして発露する叙情と哀愁
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    sherbet26 2020/08/24
  • 大森靖子が語る、新作をメジャーで出した意味 「人がぐちゃぐちゃに表現できる場所を増やしたい」

    大森靖子がメジャーデビューアルバム『洗脳』を発表した。弾き語りによる「うた」をベースにした過去作より大きく変化し、90年代J-POPから近年のアイドルポップまで様々なサウンド的意匠を大胆に取り入れた作は、メジャーシーンに過激に介入するコンセプチュアルな一枚といえるだろう。インディー時代から変わらぬ感情表現の強度を保ちつつ、これまでのJ-POPでは歌われなかった“言葉”や“場所”をきらびやかなサウンドで表現した作を、彼女自身はどんな思いで作り上げたのか。インタビューに応じてくれた大森靖子は、きわめて雄弁に新作のコンセプトと自身の目指すものについて語った。 「何をやっても自分というものは出ちゃうということに、最近すごく気付いた」 --前作の『絶対少女』は直枝政広さんプロデュースによる、大森さんの歌を軸に据えた作品でした。メジャー第一弾の今作では、コンセプトの面でもサウンドの面でもポップな仕

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    sherbet26 2014/12/03
  • 大森靖子はこうして“変態”を遂げた 3年間撮り続けた写真家が語る、彼女の素顔

    シンガーソングライター・大森靖子の写真集『大森靖子写真集 変態少女』が12月26日(金)にスペースシャワーネットワークより発売される。 同書は、彼女が高円寺のライブハウスなどで演奏していた2011年から、メジャーデビューを果たす2014年までの軌跡を追った完全密着ドキュメンタリーで、まるでさなぎから蝶へと“変態”を遂げる大森靖子の姿を克明に捉えた一冊となっている。 約3年に渡って彼女を撮り続けた写真家・金子山氏は、彼女を被写体にしたきっかけと、当時の印象について、次のように語る。 「シンガーソングライターの豊田道倫さんが『面白い子がいるから』といって、僕に紹介してくれたのが、彼女との初対面です。そのまま3人で飲みにいって、生い立ちなどを聞いたのですが、そのハードなエピソードの数々とは裏腹に、すごくあっけらかんとしているのが印象的でした。地方から出てきたばかりの女の子といった風情で、素朴な可

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    sherbet26 2014/12/01
  • BiS解散ライヴを徹底レポート あえて「立つ鳥跡を濁す」結末に

    BiSは伝説を残すことを拒むかのように解散した。「伝説の現場だった」と言う人もいるかもしれないが、BiSの4回目のライヴから見てきた私にしてみれば、「凄さ」で解散ライヴを上回るライヴは他に何度もあった。現在のプー・ルイ、ヒラノノゾミ、カミヤサキ、テンテンコ、ファーストサマーウイカ、コショージメグミの体制でもだ。しかし解散ライヴでのBiSは、一切のMCを排して約3時間半で49曲を歌い続け、最後の最後にとんでもない衝撃を残していったのだ。 そのアイロニー、シニカルさこそ終わりゆくBiSの真骨頂であった。公演のサブタイトルの「騙された気分はどうだい?」とは、ジョン・ライドンのセックス・ピストルズ脱退ライヴでの言葉だが、それが今日のライヴを象徴するかのように。 2014年7月8日、横浜アリーナでBiSの解散ライヴ「BiSなりの武道館」が開催された。会場の外には、研究員(BiSファンの総称)が物の

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    sherbet26 2014/07/09
  • モーニング娘。楽曲の進化史ーーメロディとリズムを自在に操る、つんく♂の作曲法を分析

    モーニング娘。『The Best! ~Updated モーニング娘。~(初回生産限定盤)』(UP FRONT WORKS Z = MUSIC =) 東京を拠点に活動するバンド、トレモロイドのシンセサイザー・小林郁太氏が、人気ミュージシャンの楽曲がどのように作られているかを分析する当コラム。今回は、2013年に再ブレイクを果たしたモーニング娘。と、そのプロデューサーであるつんく♂の楽曲に迫る。最近では『モーニング娘。'14』に改名するなどして、話題作りにも事欠かない同グループ。その楽曲にはどんな“仕掛け”があるのだろうか。(編集部) 参考1:aikoのメロディはなぜ心に残る? ミュージシャンが楽曲の“仕組み”をズバリ分析 参考2:サザン桑田佳祐の名曲はなぜ切ない? ミュージシャンが"歌う和音"と"シンコペーション"を分析 今回の楽曲分析のテーマはつんく♂と、モーニング娘。'14(以下、過去曲

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    sherbet26 2014/01/20
    モーニング娘のEDM楽曲の面白さは、通常EDMのポップスって同じフレーズのループ若しくは循環コードで構成されるのに対し、プログレみたいに複雑な曲展開やコード進行してるとこ(流行のEDM曲と差異化するためのあえて
  • AKB48、東京女子流、Especia……2014年、洗練化するアイドル楽曲の行方

    1月22日にニューアルバム『次の足跡』が発売されるAKB48。彼女たちが今年もアイドルシーンはもちろん、音楽シーンの注目の的であり続けることは間違いないようだ。2013年後半に発表された最近シングルからその音楽的な動向を探り、今年発売される他のアイドル楽曲にも目を配ってみよう。 紅白でも歌われた「恋するフォーチュンクッキー」は、フィリーソウル風のストリングスが配されるなど、編曲面でも工夫が凝らされていた。最新シングルの「鈴懸(すずかけ)の木の道で……」でもその傾向は続き、かつてのガバハウスと同様のBPMの速さに、所謂歌謡ロック的なアレンジがなされてウィルソン・ピケットの「ダンス天国」を思わせる瞬間もある(よりトランス色の強いでんぱ組.incなどの作風とシンクロする面もあるが)。カップリングの「Mosh & Dive」は流行のEDM、というよりかつての派手目なトランスやユーロビートに近い感じ

    AKB48、東京女子流、Especia……2014年、洗練化するアイドル楽曲の行方
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    sherbet26 2014/01/06
    今よりアイドル音楽が多様性に富んでる時代があったら一年で良いからおしえて欲しい/あとhy4_4yhはあの人らなりに売れ線狙った結果だからw(サブカル層向けに)/やっぱrealsoundっていつもちょっとズレてる
  • 掟ポルシェが語るハロプロの真価 つんく♂サウンドの「特殊性」とは? - Real Sound|リアルサウンド

    アイドル界の論客としても知られる掟ポルシェ氏が、シーンの最前線を語る集中連載第3回。今回は、氏がかねてより絶賛しているハロー! プロジェクトの魅力について、音楽性、キャラクターという二つの観点から分析してもらった。 第1回:ハロプロはソフトレズ容認へ!? 掟ポルシェが語る『アイドル恋愛』 第2回:BABYMETAL、BiS階段…「規格外のアイドル」が次々登場する背景を掟ポルシェが分析 ――最近、モーニング娘。や℃-uteなど、ハロプロ勢の評価が高まっています。 掟ポルシェ(以下、掟):00年代の初頭頃、モーニング娘。は国民的人気を獲得していました。隊だけでなく、ミニモニ。やタンポポなど、多くのハロプロユニットを成功させたことによって、アイドル冬の時代と言われる、歌うアイドルの人気が低かった十数年間を払拭して、このジャンルに新規参入ファンを大勢取り込んでアイドル歌謡界を復興させた功績は何

    掟ポルシェが語るハロプロの真価 つんく♂サウンドの「特殊性」とは? - Real Sound|リアルサウンド
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    sherbet26 2013/08/28
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