SIGN OF THE DAY 見えざるヒップホップの壁――ドレイク、 ポスト・マローン、ブロックハンプトン、 カーディ・B、カップケークなどを題材に by MASAAKI KOBAYASHI April 25, 2019 Facebook Twitter ドレイクを筆頭にゼロ年代後半からキャリアを積んできたラッパーたちがポップ・シーン全体の顔となり、マンブル・ラップ以降の新世代ラッパーたちが毎年のように輩出され、その多くが大成功を収めることで、シーン全体の覇権をラップ/ヒップホップが完全に掌握した2010年代後半。世界中のメディアが「2018年はラップがポップになった年」と書き立てた。だが、果たして「ラップがポップになった」という言葉はどういった文脈で解釈すべきなのか。 前述のような2010年代半ばから今にかけての変化は、元来はコミュニティに根ざしていたヒップホップというカルチャーがその
「有意義な時間(Time Well Spent)」から「人類の格下げ(Human Downgrading)」へ、テックを巡る新しいアジェンダ設定 フェイスブック、グーグル、そしてアップルなどの大手テック企業がプライバシー重視を唱える一方で、大統領選に名乗りを上げているElizabeth Warren(エリザベス・ウォーレン)上院議員やFacebook共同創業者であるクリス・ヒューズ氏がテック大手の分割を訴えるなど、過去約2年間でテックを巡る社会の状況は大きく変わっていると感じます。 そのようなムーブメントを先導してきたリーダーの1人にトリスタン・ハリス(Tristan Harris )さん、という人がいます。元グーグルのプロダクトマネジャーであり、実際に何億、何十億人に影響を与えるテクノロジー企業の中で、いかに多くの人にスクリーン上で時間を費やしてもらい、広告売上による利益を上げるかを考え
ゴールデンウィークは5月3日から6日にかけて「VIVA LA ROCK」の4日間、フェスのオフィシャルの速報ライブレポート「FLASH REPORT」を担当していました。 フェスはこれで6年目。初年度からずっと書き続けています。正直、これ、体力的なところも含めてすごく大変な仕事ではあるのです。会場を駆けずり回るし、だいたいライヴが終わった15分後~20分後くらいに書き終えないと次のアクトが始まってしまうし。ただ、やり甲斐も、意義もあることだと思ってやってます。 とはいえ、「フェスのクイックレポートなんていらない」って声があるのもわかるのよね。というのはなぜかというと、薄っぺらいライブレポートなら、ツイッターの感想を集めてまとめたものを読んだほうが、よっぽど率直で嘘のないものなわけだし。一方で、ナタリーのように、その場にあった事実をきっちり客観的に伝えるウェブメディアもあるわけだし。 実際、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く