4月9日に水星が東方最大離隔を迎えます。 なかなか見る機会が少ない水星ですが、この前後数日間は太陽からの角度があるので、夕方の西空で見つけやすくなっています。今回はそばに金星がいるので、これがよい目印になります。 上のアニメーションは4月5日~14日までの神戸市垂水区での、日没30分後(19時前後)の西の空を表示したものです。画面左の丸い円は直径7度の視野円。倍率7倍程度の標準的な双眼鏡で見えるのがこの範囲です。金星と水星を同一視野で確認できることが分かります。 金星は肉眼でも簡単に見えますので、金星を見つけて双眼鏡を向けると、その右~右下に水星が見えるはずです。空の条件がよければ、肉眼でも確認できるかもしれません。 画面の点線は高度・方位角を10度ごとに示したもの。握り拳をつくって、腕いっぱいに延ばしたとき、親指と小指までの幅いっぱいがおよそ10度になります。 4月5日(月) 4月6日(
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