「豊蔵資料館」可児市に譲渡 建物から収蔵品まで9億円分 2012年10月25日09:11 冨田成輝市長に目録を渡す榎本徹理事長(左)=24日午後1時35分、可児市役所 ◆管理財団、永続的運営願う 人間国宝の陶芸家、故荒川豊蔵氏の作品や収集品を集めた「豊蔵資料館」(可児市久々利)の運営が、財団法人豊蔵資料館から可児市に移ることになった。財政面で同法人による維持管理が困難になったことが理由。同法人は市に資料館の土地、建物、収蔵品すべてを寄付する。24日、市役所で同法人から市に目録が渡された。受け渡しは来年3月末。 豊蔵資料館は1984年4月、豊蔵氏の作品や収蔵品を保存、公開しようと同法人が開館。豊蔵氏が使っていた作業場や物置、半地上式横窯、豊蔵氏が作った陶磁器1253点や収集した書画、陶磁器、陶片などを収蔵しており、評価額は計約9億円という。 同法人は基金の運用益を中心に資料館を運営。開館当初
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