ソフトバンクグループ、Sprint、Qualcommの3社は、2.5GHz帯(Band 41)での5G通信システム技術を共同で開発することを発表した。2019年後半に、5Gに対応した商用サービスと端末を米国で提供する予定。 ソフトバンクグループの孫社長は、5月10日の決算会見で「今朝、QualcommのCEOと合意を交わして非常に興奮している。画期的なニュースだ」と報告。「Sprintが5Gで最も優れた電波と、最も先進的なネットワークを、誰よりも早く大規模で作る」と意気込みを語った。 5Gでは主に、3GHz以降の高い周波数帯と、数100MHz~1GHz以上の広い周波数帯域が使われるが、高い周波数帯だと屋内に電波が浸透しにくいという問題がある。「屋内で80%のデータ通信が発生するので、外だけではダメ。そこ(屋内)にいかに浸透させるかがカギになる。(Sprintは)2.5GHz帯を使うので、圧