東日本旅客鉄道(JR東日本)は2015年12月24日、山手線用の新型電車「E235系」(写真)の試運転を12月27日から来年1月14日にかけて行うと発表した。 E235系は2015年春から試運転が始まり、11月30日から営業運転に入ったが、次世代車両制御システム「INTEROS(インテロス)」の不具合(バグ)のためその日のうちに営業運転を打ち切っていた(関連記事:山手線新型車両E235系で相次いだトラブル、次世代システムのバグが原因)。 JR東日本はその後ソフトの不具合修正を進めており、実車両による試運転で動作検証を行う。営業運転の再開時期は未定としている。 試運転の焦点になるのが、INTEROSの機能のうち、高い荷重がかかった時のブレーキ・停止位置制御プログラムの検証だ。同社は山手線の混雑実態への対応が不十分だったことが停止位置のずれなどのトラブルにつながったと見ている(関連記事:運転打
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