開発した携帯電話向けの釣りゲームに酷似したゲームを配信され著作権を侵害されたなどとして、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「GREE」を運営する「グリー」(東京)は10日、同業のディー・エヌ・エー(DeNA)ら2社に、約3億8千万円の損害賠償と配信差し止めなどを求めた訴訟を東京地裁に起こしたと発表した。提訴は9月25日付。 10日の第1回口頭弁論で、DeNA側は「似ていない」と全面的に争う姿勢を示した。 問題となっているゲームは、DeNAが運営する交流サイト「モバゲータウン」で今年2月に配信が始まった「釣りゲームタウン2」。 訴状などによると、釣りゲームタウン2は、トップ画面や釣り場の選択画面、魚を釣るまでの過程の構成などが、平成19年にGREEで配信開始した「釣り★スタ」と酷似しており、著作権侵害や不正競争防止法違反に当たるとしている。 グリー側は「DeNA側は利用者に『釣