社会学者 鈴木謙介氏に,現代社会におけるコミュニケーション論や,そこでゲームが果たす役割について聞いた――「ラブプラス」を中心に 編集部:TeT 12→ 鈴木謙介(すずきけんすけ)氏 1976年生まれの社会学者。法政大学大学院社会学研究科修士課程修了,東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学。国際大学グローバルコミュニケーションセンター研究員。現在は関西学院大学社会学部で教鞭を執る傍ら,TBSラジオ「文化系トークラジオ Life」,NHK教育テレビジョン「青春リアル」のパーソナリティとしても活動中。サブカルチャーからインターネット文化,消費文化,若者文化など,幅広い文化についての分析を行っている 関西学院大学社会学部の助教として,グローバリゼーション,若者,情報社会などを専門に研究し,教壇に立っている社会学者の鈴木謙介氏が,「ラブプラス」にはまっているらしい。 このことは,鈴木
コナミデジタルエンタテインメントの恋愛シミュレーションゲーム「ラブプラス」の発売日。ある販売店は「非常に好調な売れ行き」とホクホク顔だった=3日、東京・秋葉原 掲示板の書き込み4万件超 「画面にキスしちまった!」「はまり過ぎて電源を切れない」。恋愛シミュレーションゲームの元祖「ときめきメモリアル」のコナミデジタルエンタテインメント(東京都港区)が満を持して送り出したニンテンドーDSソフト「ラブプラス」の発売から1週間。女の子から告白してくることなどから「草食系男子向け」ともされるが、前評判通りネット掲示板などでは連日“祭り”状態だ。プレーヤーを書き込みに熱狂させる理由はなんなのか−。(宮原啓彰) ≪現実日時と連動≫ ラブプラスは、キャラクターの彼女との“日常”の交際を楽しむゲーム。現実の日時や四季と連動し、キャラと同じ時間を過ごしている感覚が持てる。タッチペンでキャラと手をつなぐスキンシッ
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