原口一博総務相は9日、インターネットの動画配信サービス「ユーストリーム」を使い、総務省の政策について生中継で視聴者に説明する「会見」を初めて行った。同省の広報室などには事前には知らされず、告知も約2時間前に原口氏のツイッターで行っただけだったが、約30分の会見を約1200人が視聴した。 「本日3時からのユーストリーム会見のテストを行うことにしています」。原口総務相は9日午後、ツイッターでこう書き込み、時間通りに大臣室から1人で会見を行った。テーマは郵政民営化や夕張市視察についてなど。「郵政民営化により何が悪くなったのか」というフリップを掲げるなどして熱弁をふるった。 会見の理由については、告知の中で「情報発信の新しいあり方について議論しています。様々な可能性に挑戦したいと考えています」と説明した。 ユーストリームの視聴者が寄せたコメントでは、「大臣室から! すごい」「マスコミを通じない形が