携帯付着物、片山被告のDNA一致=「真犯人」メール送信歴−PC遠隔操作・警視庁 パソコン遠隔操作ウイルス事件の「真犯人」を名乗るメールに絡み、同事件で威力業務妨害などの罪に問われ公判中の元IT関連会社社員片山祐輔被告(32)が埋めたとみられる携帯電話の付着物と、片山被告のDNA型が一致したことが19日、警視庁への取材で分かった。 捜査関係者によると、「真犯人」を名乗るメールが報道機関に届いた前日の15日午後4〜6時ごろ、東京都内の河川敷で片山被告が2時間かけて何かを埋めているのを、警戒していた警視庁の捜査員が確認した。 翌16日午後3時ごろに掘り返して調べたところ、透明の袋に入った携帯電話が見つかった。「真犯人」を名乗るメールと同じ文言を送信した痕跡があり、携帯電話の付着物と片山被告のDNA型が一致した。 警視庁は同事件で無罪を主張する片山被告が自作自演で「真犯人」の存在を示そうとし