【信楽焼のたぬきや忍者あしらう/新大阪―三重・四日市で運行開始】 甲賀市名物の信楽焼のたぬきや忍者などをあしらった「ラッピングバス」が28日、新名神高速道路の土山サービスエリアでお披露目された。JR新大阪駅―近鉄四日市駅間を走る高速バス(近鉄バス)に装飾を施したもので、29日から運行を開始し、地名をもじった「甲賀へ行こうか」のキャッチコピーとともに観光をPRする。 甲賀市内を通過する新名神を活用した観光振興を目的に今春発足した「こうかブランドマネジメント会議」が企画。7〜8月にデザインを公募し、県内外から応募があった34点から、広島市のシステムエンジニア、木下未来さん(25)の作品が採用された。 バス側面の中央に、たぬきの置物を並べた迫力ある構図が目を引くデザインで、木下さんは「沿線の多くの人に甲賀市を認識してもらいたいと思いデザインした。観光や産業の発展に役立ってほしい」と話した。